【アニメ漫画キャラの魅力】味方?敵?捨てられた可憐な王女様「ニア・テッペリン」の魅力とは?『天元突破グレンラガン』

2

2015年08月06日 11:00  キャラペディア

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

キャラペディア

(C)CHARAPEDIA
『天元突破グレンラガン』の「ニア・テッペリン」。敵だった螺旋王ロージェノムの王女として生まれ育てられますが、後に捨てられシモン達に助けられて仲間となります。ロージェノムを倒した後にシモンと愛し合いますが、その後敵として覚醒し、シモンの前に現れます。無邪気で可憐な王女様としてのニアと、冷酷にシモンを見下す敵としてのニア、果たしてニアの正体とは?今回は、そんな「ニア・テッペリン」の魅力についてご紹介したいと思います。


【最新ランキング】次週以降も観続けたい2015年夏アニメ作品 TOP20!


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■深窓の令嬢の無邪気さと王女としての態度

 ニアは、元々螺旋王ロージェノムの王女でしたが、ロージェノムに自分の存在を質問したところ捨てられてしまいます・・・。そこに偶然通りがかったシモンにより助け出されました。大グレン団の面々は、敵の親玉の娘ということで当然警戒しますが、深窓の令嬢として育てられたニアは、そんな空気を読む事など出来ず、無邪気に疑問をぶつけてきます。ニアの無邪気で可憐な様子に大グレン団の面々は困惑しますが、その後、来襲した敵がニアを抹殺しようとし、その敵に対してニアが毅然と立ち向かったことから、大グレン団の仲間として迎え入れました。深窓の令嬢としての無邪気さ可憐さ、そして王女としての毅然とした態度、このギャップがニアの魅力のひとつでしょう。

■シモンとの恋

 ニアが大グレン団に保護されたときは、カミナの死後で、大グレン団が意気消沈していた時でした。そんな時に彼女がやってきため、その無邪気な明るさは、大グレン団の雰囲気を少し明るく変えました。特に、シモンは長い事落ち込んでいましたが、ニアはずっとシモンを励まし続け、後に復活を遂げるきっかけとなりました。この時を境にニアとシモンは恋に落ちて行きます。

■敵として現れる

 螺旋王ロージェノムを倒し、つかの間の平和を手に入れた大グレン団。しかし新たな敵が現れ、しかもニアが新たな敵に作られた「メッセンジャー」として覚醒し、その姿を現します。容姿こそニアと一緒ですが、シモンを見つめる感情のない視線、冷え切った言葉、シモンの呼びかけに一切応じず、以前のニアとは似ても似つかない態度に・・・。この冷酷なニアにも、普段のぽわぽわしたニアとはまた違った魅力があると思います。

■永遠の愛

 敵として覚醒したニアですが、シモンの必死の呼びかけで元のニアに戻ります。そして、これをきっかけとして敵に本拠地がわかり、最終決戦で敵をせん滅する事に成功します。戦後、ニアとシモンは結婚式をあげますが、愛を誓った直後にニアは消滅してしまいました・・・。敵として覚醒したニアが長く生きられない事もわかった上で、シモンはニアと永遠の愛を誓ったのです。ニアも、そのシモンの愛に満足したのか、穏やかに消滅していきました・・・。

 王女として生まれ、何不自由ない生活をしていたものの捨てられ、愛する者と一緒になったものの愛する者の敵となり、最後は愛する者を置いて逝ってしまう。こうして書くと、ニアの人生は波乱万丈でしたが、シモンと出会ってから消滅するまでの数年間は、とても幸せだったのだと思います。『天元突破グレンラガン』は熱い男達の物語ですが、ニアの存在は、そんな暑苦しい雰囲気をさわやかにしてくれる、一種の清涼剤のような効果がありました。それこそ「ニア・テッペリン」の存在意義であり、彼女の魅力だったのではないでしょうか。


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:しゅるま(キャラペディア公式ライター)

このニュースに関するつぶやき

  • 涙無しには語れない
    • イイネ!0
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(1件)

ランキングゲーム・アニメ

前日のランキングへ

オススメゲーム

ニュース設定