頭痛・肩こりの背景に自律神経の乱れ! 健康と美の鍵は

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2015年08月06日 16:01  ノーツマルシェ

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頭痛・肩こりの背景に自律神経の乱れ! 健康と美の鍵は

マイボイスコム株式会社が2015年5月に実施した「疲労」に関するインターネット調査(※)によると、普段の生活で慢性的な疲労を感じている人(「感じている」「やや感じている」の合計)は、男女合計では約7割ですが、女性だけでみると8割弱と男性より多い結果になっています。


 


■ 女性に多い「頭痛」「肩こり」


前述の調査結果では、疲れを感じる部位として特に20代〜40代の女性に「肩」「頭」(肩こり、頭痛などの症状)という回答が多い傾向がみられています。これらの不調の背景には、自律神経の乱れがあります。「人間関係のストレス・悩み」に関しても女性が男性を大きく上回る結果となっていますが、これらのストレスで自律神経のバランスが崩れている女性が多いことを、筆者自身も日々のカウンセリング等で実感しています。


 


■ アクティブな「交感神経」が高まりすぎている


自律神経とは、その名の通り人の意思とは関係なく「自律的に」働く神経のこと。日中活発に働く「交感神経」と、夜活発に働き、リラックスさせる働きを持つ「副交感神経」の2つからなります。自律神経は内臓・血管などの体内器官をコントロールしている、人の活動の根幹を担うもの。この2つの神経それぞれのバランスがとれていることが、心身の健康にとって不可欠ですが、職場のストレスが多い方などは交感神経が過多になっているケースが多くなっています。


 


■ 健康のカギは、副交感神経にあり


副交感神経は、活性化することで血管を広げ、血液やリンパが流れやすくします。つまり老廃物など不要なものを体内からスムーズに排出するとともに、栄養や酸素などを体内に運ぶ役割を担っているのです。女性にとって気になる健康や美肌なども、副交感神経による体内の新陳代謝が活発に行われてこそ維持できるのです。


 


■ 副交感神経を活発にさせる「場所」をみつける


自律神経が乱れている自覚のある方、なんかピリピリしっぱなしで緊張感が取れないんだよなという方、ぜひ副交感神経が活発になるような、ご自身にとって気持ちが落ち着く「場所」をみつけるようにしたいものです。自然は自律神経の働きを保つ上で優れた環境であり、できれば自然の中で動植物に触れられればベストですが、お気に入りのカフェで流れているBGMを聞きながらのんびりするなどのリラックス方法でもOKです。ぜひ、自分がここなら落ち着けるという場所を確保し、いつまでも健康・美を維持できるようにしていきましょう。


 


[執筆:浅賀 桃子(メンタル心理・キャリアカウンセラー), 2015年8月6日]


 


【参考】
※ マイボイスコム株式会社 プレスリリース「疲労に関するアンケート調査」2015年6月12日
※ 写真:liza5450 / 123RF.COM、本文とは関係ありません


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