老化防止にも!?NYで話題の「ホールフードライフ」って?

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2015年08月07日 20:00  つやプラ

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つやプラ

30代・40代からのエイジングを楽しむ女性の美容マガジンLAR

ニューヨークで活躍するホリスティックビューティーカウンセラーの白石里美さんによると、今、ニューヨークの女性の間では、「ホールフードライフ」というライフスタイルが流行っているそうです。老化防止にもなるというそのスタイルは、実際どんなものなのでしょう。

■「ホールフードライフ」=「オーガニックライフ」ではない!?

最近、日本でも美意識の高い人たちの間で定着してきたオーガニックライフは、主に無農薬の野菜や果物・穀類を摂取するものですが、ホールフードライフはもっと広範囲なものなのだそう。食べ物だけでなく、水、洗剤など、生活のなかにある防腐剤や電磁波にまで配慮した、「健康にいい」ライフスタイル。その範囲は、環境問題や食物連鎖まで及ぶのだとか。

■根や皮など「捨てちゃう部分」をきちんと活用

なかでも特徴的なのが、「ホールフード」というスタイル。野菜の根や皮も捨てずに、出汁として使います。なぜなら、野菜の根や皮には、老化や病気の予防にもなると言われる「ファイトケミカル」や「ミネラル」が豊富に含まれているから。 その出汁は、「ベジブロス」と呼ばれ、作り方もカンタン。調理の際に使わなくなった野菜の根や皮をとっておき、水に入れてコトコト30分煮るだけ。量の目安は、水1lに対し、野菜の根や皮を100g。これをスープや、おひたしの出汁として使うのだそう。

■身体を「アルカリ性」にして老化を防止!

ロバート・ヤング博士の著書『The PH Miracle』では、「身体のなかの毒素を取り除き、身体を基本の状態に保つためには、身体をアルカリ性にする食べ物を積極的に摂取し、酸性にする食べ物を避けることが大事」だと述べられています。外食やできあいのお弁当など、どうしても酸性の食べ物を口にする機会の多い日本人は、身体が酸性に偏りがち。酸性になると、老化が進みやすいと言われているため、30代・40代なら、避けたいもの。

体の状態をバランスよく保つことが理想

ホールフードライフでは、アルカリ性の食品である果物や野菜(じゃがいもなどのテンプン質のものは除く)を積極的に摂取する一方で、アルコールやカフェイン、乳製品、加工食品などの酸性の食品は避け、身体の状態をバランスよくしていくというもの。ぜひ真似してみたいですね。

スムージーや、チアシードも、ニューヨークで火がつき、日本でもブームになりました。もうすぐ「ホールフードライフ」の日本ブームも近いかもしれません。(美容ライター 長岡宏江)

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