『男子高校生の日常』の「ミツオ君」。アニメのオープニングにも登場し、一見主要人物のようにも見えますが、登場は6話と遅く、いきなりヒデノリに心折られるという、主要人物らしからぬ登場をしました。その後も、根っからのドジと勘の鈍さをいかんなく発揮し、ギャグのオチ要因として活躍することに。今回は、そんな「ミツオ君」の魅力についてご紹介いたします。
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■初登場では大物の予感を感じさせたが・・・
ミツオ君の初登場は、サッカー部のミツオ君がヒデノリ相手にシュート練習をする話。なかなかイケメンで堂々とサッカーボールを蹴る様子は、大物の予感すら感じさせるものでした。ヒデノリは運動系の部活に入っていませんし、ミツオ君の独壇場・・・と思いきや、ヒデノリにポッキリと心を折られる展開となってしまいまいます。ヒデノリより下の立場でオチ要員という、『男子高校生の日常』での「ミツオ君」の立場が決定した瞬間です。
■クラスのいじられ役
クラスメイトから、ミツオ“君”と君付けで呼ばれている彼。君付けされるのは、畏敬されているからか微妙に壁があるか、のどちらかの場合が多いですが、ミツオ君の場合は明らかに後者でしょう。ミツオ君のことで笑いあったり(悪口を言っている訳ではない)、ミツオ君が大事にしているプラモで缶蹴りしたり・・・といじられる事が多いです。ミツオ君も多少は気にしているようですが、普通にクラスメイトと接しています。意外とメンタルが強いのかと思いきや、両親に隠していたエロ本を見られて4時間悩むなど弱い部分も・・・。
■優しい性格
氷で滑った転んだヒデノリを助けようとしたり(そしてミツオ君も転ぶ)、川に流されている猫を見て躊躇なく飛び込んで助けたり(ぬいぐるみの猫だった)と、困っている人をみたら助けずにいられない優しい性格をしています。また、ドジで運がとても悪く、意味もなく不幸になることが多いです。こんな彼だから、クラスメイトもミツオ君と仲良くするのでしょう。
準レギュラー扱いの「ミツオ君」。しかし、後半はタダクニより出番は多いです。これからも“いじられ男子高校生”として活躍を期待したいですね。
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★記者:しゅるま(キャラペディア公式ライター)