【冴え女シリーズ(3)】[わたしは生徒?妹?それとも?]11話(後半)「俺、気づいたんだ・・・」

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2015年08月12日 12:20  キャラペディア

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※この作品は、キャラペディア公式無料アプリ【冴えない女子が一時間で告白されるハズがない!?(ボイス&イラストアニメーションドラマ集)】に収録されている作品およびストーリーの一部となります。同作品を、「声優&イラスト」付きのアニメーションドラマとしてご視聴されたい方は、是非無料アプリ【冴えない女子が一時間で告白されるハズがない!?】をダウンロードしてお楽しみ下さい。詳細は↓から。


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【冴え女シリーズ(3)】[- わたしは生徒?妹?それとも? -]

■作品概要
そのバカっぽさのせいか、周りからは完全に子ども扱いの南。家が隣同士で兄妹のように育ってきた隼人は、いつしか南の学校の先生に。そんなある日、南は生まれて初めて自分宛のラブレターをもらう。戸惑う南は隼人に相談しようと数学科教科室へ・・・。


●11話(後半)「俺、気づいたんだ・・・」


白石「きゃっ」

結城「どうした!?」

白石「ごめん、棚のプリントの山がまた崩れちゃって」

結城「もうこれは本格的にやらないと無理かもな」

結城「こっちもか・・・」

白石「そっちも崩れたの?」

結城「そうみたいだ」

白石「今日は無理じゃない?」

結城「かもな・・・げほっげほっ、ちょっと埃っぽいな」

白石「う〜たしかに」

結城「ちょっと窓開けるか」

白石「わぁー。夕日がきれいだね」

結城「ちょうど夕日が沈むとこだな」

白石「なんかさ」

結城「うん?」

白石「こういうのっていいよね」

結城「なにが?」

白石「2人で並んで夕日を見るとか漫画みたいで」

結城「南はロマンチストだな」

白石「もーすぐそうやってからかう」

結城「からかってないって。俺も良いと思うよ」

白石「うん」

結城「なんか景色をゆっくり見たのがすごい久しぶりに感じる」

白石「・・・前にお母さんがね」

結城「うん」

白石「周りの景色を見れないのは心が苦しんでるときだって」

結城「京子さんが・・・」

白石「だから、忙しいときほどゆっくり景色を眺めなさいって」

結城「京子さんらしいな」

白石「だからお兄ちゃんもきっとさっきまでは心が苦しんでたんだよ」

結城「そうかもしれない。でもそれを南が救ってくれた」

白石「お兄ちゃんが元気になってよかった」

結城「こうやってきれいな景色を誰かと共有できるっていいな」

白石「また、時々一緒に見ようよ」

結城「そっか・・・やっぱり好きってこういうものなのかもな」

白石「え?」

結城「南」

白石「え、あ、ちょっと!」

結城「俺、気づいたんだ・・・」

白石「ちょっといきなり抱きしめて何!?こんなところ見つかったら大変じゃ・・・」

結城「好きだ」

白石「え・・・」


【冴え女シリーズ(3)】[- わたしは生徒?妹?それとも? -]最終話(前半)へ続く


●出演キャラクター

結城隼人(ゆうきはやと)23歳:高校教師
白石南(しらいしみなみ)18歳:高校生

●声優および制作クリエイター

シナリオ:西尾優一
イラスト:三月涼
男性声優:吉田忠嗣
女性声優:寺崎まどか

●アプリ概要

様々なシチュエーション、たくさんのイケメン&イケボ男性との1時間のオリジナルラブストーリー(ボイス&アニメーションドラマ)を集めた、女子のための図書館、もしくは映画館のようなラブドラマアニメーションアプリです。

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