(C)EGGMODE.inc※この作品は、キャラペディア公式無料アプリ【冴えない女子が一時間で告白されるハズがない!?(ボイス&イラストアニメーションドラマ集)】に収録されている作品およびストーリーの一部となります。同作品を、「声優&イラスト」付きのアニメーションドラマとしてご視聴されたい方は、是非無料アプリ【冴えない女子が一時間で告白されるハズがない!?】をダウンロードしてお楽しみ下さい。詳細は↓から。
キャラペディア公式無料アプリ【冴えない女子が一時間で告白されるハズがない!?】【冴え女シリーズ(3)】[- わたしは生徒?妹?それとも? -]
■作品概要
そのバカっぽさのせいか、周りからは完全に子ども扱いの南。家が隣同士で兄妹のように育ってきた隼人は、いつしか南の学校の先生に。そんなある日、南は生まれて初めて自分宛のラブレターをもらう。戸惑う南は隼人に相談しようと数学科教科室へ・・・。
●最終話(前半)「ずっとこうしていたい」
白石「ちょっといきなり抱きしめて何!?こんなところ見つかったら大変じゃ・・・」
結城「好きだ」
白石「え・・・」
結城「南のことが好きだ」
白石「わ、わわ私もお兄ちゃんのこと好きだよ」
結城「それは幼馴染としてだろ」
白石「え、あ・・・うん」
結城「俺はお前のこと一人の女性として愛してる」
白石「そ、そんないきなり言われても」
結城「昔からずっと傍にいてくれて一緒に泣いたり笑ったりできた」
白石「う、うん」
結城「だからこれからも傍にいたい。お前を幸せにしたい」
白石「・・・」
結城「嫌か?」
白石「い、嫌じゃないよ」
結城「じゃあ・・・」
白石「でで、でもでも、私なんかでいいの!?」
結城「お前じゃなきゃダメなんだ」
白石「私なんて、デブだしメガネだし頭悪いしやかましいし・・・」
結城「見た目なんて関係ない。俺は南の傍にいたいって思ったんだ」
白石「お兄ちゃん」
結城「言葉だけじゃ不満か?」
白石「そ、そんな・・・」
結城「言葉だけじゃ足りないなら・・・」
白石「あ、私のメガネ」
結城「行動で示してやる」
白石「ん・・・」
結城「・・・俺の気持ち伝わった?」
白石「お、お兄ちゃん」
結城「俺の気持ちが知りたいならいくらでもしてやる。言葉にだってしてやる」
白石「え・・・」
結城「でも・・・」
白石「でも?」
結城「ただ、するだけはごめんだ。南の本当の気持ちも教えてよ」
白石「私は・・・」
結城「うん」
白石「私も・・・お兄ちゃんが・・・好き」
結城「愛してるよ・・・南」
白石「ん・・・」
結城「・・・お前とずっとこうしていたい」
白石「お兄ちゃん・・・ちょっと苦しい」
結城「あ、ごめん」
白石「でも・・・幸せだった」
結城「そっか」
白石「お兄ちゃんの心臓の音、すごく早かったよ」
結城「自分から告白するなんて初めてだったからな」
白石「じゃあお兄ちゃんの初めては私だね」
結城「じゃあ南の初めての恋人は俺だな」
白石「ふふ、はははは」
結城「ははははは」
白石「なんか恋人同士って恥ずかしいね」
結城「まぁ・・・な」
白石「これからはお兄ちゃんのこと『お兄ちゃん』って呼ばないほうがいっかな?」
結城「別にいつも通りでいいけどな」
白石「ちょっと頑張ってみるよ『隼人くん』」
結城「う〜ん・・・」
白石「なんか違うね」
結城「そうだな」
白石「やっぱりしばらくは『お兄ちゃん』で」
結城「でも、学校では先生と呼んでくださいよ白石さん」
白石「はーい。わかりました結城先生」
結城「あ、そういえば、ラブレターの件は?」
白石「あ、忘れてた!」
結城「俺が言ったらなんだけど、その男子も不憫だな」
白石「・・・というか、まだラブレターの中身すら読んでないよ」
結城「それは浮かばれないぞ」
白石「別に死んでないから!」
結城「でも、まず読むだろ」
【冴え女シリーズ(3)】[- わたしは生徒?妹?それとも? -]最終話(後半)へ続く
●出演キャラクター
結城隼人(ゆうきはやと)23歳:高校教師
白石南(しらいしみなみ)18歳:高校生
●声優および制作クリエイター
シナリオ:西尾優一
イラスト:三月涼
男性声優:吉田忠嗣
女性声優:寺崎まどか
●アプリ概要
様々なシチュエーション、たくさんのイケメン&イケボ男性との1時間のオリジナルラブストーリー(ボイス&アニメーションドラマ)を集めた、女子のための図書館、もしくは映画館のようなラブドラマアニメーションアプリです。