出産には必ず夫も立ち会うべき!と思っているのは女性?それとも男性?

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2015年08月13日 12:10  QLife(キューライフ)

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QLife(キューライフ)

立ち会い出産に対する夫婦の意識

 夫婦にとって重要なライフイベントである「出産」。夫が立ち会うケースが増えていますが、「立ち会い出産」に対する夫婦の意識は変わってきているのでしょうか。株式会社リクルートマーケティングパートナーズが運営するブライダル総研が20〜60代の既婚者2,000人および離婚経験者938人を対象に調査しました。

 「出産には必ず夫も立ち会うもの」という設問に対し、「そう思う」と回答したのは24.1%。「そう思わない」は35.2%という結果になりました。女性に限定すると「そう思う」は19.4%で、「そう思わない」が41.1%。立ち会い出産に否定的な人が肯定的な人の倍となりました。

 ところが、男性は少し傾向が異なります。夫も出産に立ち会うべきと考えている割合は29%と3割ほど。ただし、「そう思わない」と答えた人も28.9%おり、僅差で肯定派が多いという結果になりました。女性より男性の方が、「出産は夫婦で行うもの」と考える傾向があるようですね。

若い人ほど立ち会い出産に肯定的

 結果を年代別に見ると、さらに興味深いことが分かります。出産は夫も立ち会うものと考えている割合が最も高いのは、20代の男性で46.4%。半数近くが立ち会い出産に前向きでした。次いで、30代の男性(37.2%)、20代の女性(32.8%)と続きます。

 20代から30代が肯定的な一方、40代以上は立ち会うべきと考えている割合が低いようです。40代の女性は14.3%、50代の女性は15.6%と2割に満たない結果に。総じて、若い年代の方が立ち会い出産に積極的な意見を持っていることがわかります。

 育児や家事を行う「イクメン」が浸透し、男性の育児休暇が話題になるなど、若い世代は男性が出産や育児に関わることに肯定的な傾向があるようです。出産は「女性だけのもの」から「夫婦で行うもの」という意識に変化しつつあるのではないでしょうか。(林 渉和子)

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