【冴え女シリーズ(3)】[わたしは生徒?妹?それとも?]最終話(後半)「ずっとこうしていたい」

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2015年08月14日 14:00  キャラペディア

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※この作品は、キャラペディア公式無料アプリ【冴えない女子が一時間で告白されるハズがない!?(ボイス&イラストアニメーションドラマ集)】に収録されている作品およびストーリーの一部となります。同作品を、「声優&イラスト」付きのアニメーションドラマとしてご視聴されたい方は、是非無料アプリ【冴えない女子が一時間で告白されるハズがない!?】をダウンロードしてお楽しみ下さい。詳細は↓から。


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【冴え女シリーズ(3)】[- わたしは生徒?妹?それとも? -]

■作品概要
そのバカっぽさのせいか、周りからは完全に子ども扱いの南。家が隣同士で兄妹のように育ってきた隼人は、いつしか南の学校の先生に。そんなある日、南は生まれて初めて自分宛のラブレターをもらう。戸惑う南は隼人に相談しようと数学科教科室へ・・・。


●最終話(後半)「ずっとこうしていたい」


白石「別に死んでないから!」

結城「でも、まず読むだろ」

白石「だから、本当に慌ててたんだってば!あの時はいっぱいいっぱいで」

結城「どうしたらいいかわからず、俺のところに来たと」

白石「全くもってその通りです」

結城「とりあえず今読んでみれば?」

白石「そうだよね!断るにしても読んでからじゃないとね!」

結城「ほ〜どれどれ」

白石「勝手に見るな!プライベートだよ!」

結城「はいはい、すみませんでした」

白石「まったくもー」

結城「南は誠実というか真面目だねぇ」

白石「えー!!」

結城「何だよ!突然どうした?」

白石「どどどど、どどうしようお兄ちゃん」

結城「だからなんだよ」

白石「こ、ここ、このラブレターね」

結城「うん」

白石「・・・私のじゃないみたい」

結城「はぁ?」

白石「最初の宛名のところ・・・私の前の席の子の名前が書いてあった」

結城「それってまずいんじゃないか?」

白石「どどど、どうしよう!?」

結城「落ち着けって、とりあえず手紙をしまって」

白石「う、うん」

結城「で、こっそり返して来い」

白石「わかった!」

結城「まったくそそっかしいというか、なんというか・・・学生は青春してるね」

白石「でもまだ宛名しか読んでなくてよかった」

結城「なんで?」

白石「きっとこの男子も自分の気持ちを精一杯考えて言葉にしたんだと思うの」

結城「そうだな」

白石「そんな一生懸命の気持ちを覗き見しなくて済んだもの」

結城「そっか」

白石「それに彼が間違えて私のところに入れてくれたおかげで、お兄ちゃんに会うきっかけが出来たし」

結城「ふっ・・・そうだな」

白石「さしずめ、この手紙が恋のキューピットってとこかな?」

結城「・・・うわぁ」

白石「うわぁって何よ!」

結城「いや、良くそんなこと恥ずかしげもなく言えるな」

白石「なっ!ちがうって!」

結城「恋のキューピットなんて言う人、初めてみたわ」

白石「なんかすごい恥ずかしくなるからやめてよ!」

結城「なんか鳥肌たったわ」

白石「お兄ちゃんだってさっき散々恥ずかしいこと言ってたじゃない!」

結城「そうだっけ?」

白石「『言葉でたりないなら、行動で示してやる』とか」

結城「そんなこと言ってましたか?」

白石「もーバカー!!」

結城「ははっ、さ、ばれないうちに手紙返しにいくぞ」

白石「あ、ちょっと待ってよー」


【冴え女シリーズ(4)】[- 真面目すぎるサラリーマンの恋 -]第1話(前半)へ続く


●出演キャラクター

結城隼人(ゆうきはやと)23歳:高校教師
白石南(しらいしみなみ)18歳:高校生

●声優および制作クリエイター

シナリオ:西尾優一
イラスト:三月涼
男性声優:吉田忠嗣
女性声優:寺崎まどか

●アプリ概要

様々なシチュエーション、たくさんのイケメン&イケボ男性との1時間のオリジナルラブストーリー(ボイス&アニメーションドラマ)を集めた、女子のための図書館、もしくは映画館のようなラブドラマアニメーションアプリです。

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