超広角レンズを活かした、高解像度の映像(動画・静止画)が撮れるアクションカム『GoPro』。
その『GoPro』が、サーフィンやダイビング、スキーなどのスポーツを通して、活躍シーンを広げつつある。
自撮り用に開発されたカメラ
数あるカメラの中で同機がウケる最大の理由は、コンパクトなことに加えて、“POV(Point Of View)”、つまり“プレイヤー目線”での撮影に適しているからだ。
そもそも、このカメラの発案者自身がサーフィンを楽しむ姿を“自撮り”するために開発したものだけに、当然と言えば当然かもしれない。
|
|
「GoPro」で楽しむ伝統の戦い「ツール・ド・フランス」
先頃開催されたロードレース『ツール・ド・フランス』の様子を捉えた動画もその一つだ。
この競技は、スポーツ新聞などを傘下に抱えるフランスの企業、アモリ・スポル・オルガニザシオン社の主催で1903年にスタート。毎年7月にフランスなどを舞台に、23日間に渡って開催されている。
全行程約3,300km、高低差2,000m以上という起伏に富んだコースを、スポンサーの名を冠した9人編成の20〜22チームが走り抜く。
ロードレースを迫力の映像で
今年は7月4日‐26日に渡って開催され、総走行距離3,360kmを、平均時速約40km/hで走破したイギリスのチームが優勝したが、ここでも『GoPro』が活躍している。
|
|
やはり選手目線で撮影された映像は、観客目線のそれとは一味違う“リアルさ”と“当事者感”が漂う。
その活躍ステージを陸海空に広げ、今やプロからアマチュアまで幅広く浸透、各種フィールドで欠かせない存在となりつつある『GoPro』。
カメラ固定用アクセサリーの豊富さでも群を抜いており、手頃な価格で迫力有る映像が得られるこのツールの存在意義は大きい。
【参考・画像】
※ GoPro – GoPro Official Website
|
|
※ GoPro HERO4 Session: So small. So stoked. – YouTube
※ GoPro: Tour de France 2015 – Best of Stages 15-21 – YouTUbe