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院内がん登録2013年集計報告を発表。2007年の集計以来、初めて大腸が1位に

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2015年08月18日 12:10  QLife(キューライフ)

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QLife(キューライフ)

発生部位は、大腸が全体の14%で最多

 1981年から日本人の死因1位となっているがん(悪性新生物)。近年は医療の発達により、生存率や治癒率が高まっています。国立がん研究センターは、病院でのがん診療状況を把握し、国や都道府県におけるがん対策の方向性を検討するための診療情報を集計しています。

 先日発表された2013年の集計によると、がんの部位別では、「大腸」が全体の14%で最多。次いで「胃」(12%)、「肺」(11%)、「乳房」(10%)、「前立腺」(8%)、「子宮頸部」(4%)と続きます。

 登録数10位までの部位では、「子宮頚部」が増加し、「肝臓」と順位が入れ替わったほか、「膵臓」がランク外から9位に。また、「膀胱」がランク外になりました。男性も女性も合算した結果にも関わらず、「乳房」や「前立腺」など、性差によって発症度合が異なるがんも上位にランクインしています。

男性の大腸、女性の乳房は1年で4,000件以上の増加

 男女別に登録数を見ると、男性の5大がん「胃」「大腸」「肝臓」「肺」「前立腺」では、大腸が5万4,601件で最多に。2012年の5万445件から、わずか1年で4,000件以上増加し、2007年の集計開始以来、初めて胃を上回ってトップになりました。

 一方、女性の5大がん「胃」「大腸」「肝臓」「肺」「乳房」では、大腸と乳房の増加率が高くなっています。特に乳房は、2012年の6万309件から6万4,552件に増加。2007年が3万993件だったことを考えると、急激に増加しているようです。

 今回の調査の他にも、都道府県が実施する地域の罹患をみる「地域がん登録」や各がん専門学会が実施する臓器別の診断・治療をみる「臓器がん登録」があり、これらの集計をもとに2016年からは「全国がん登録」が開始されます。集計された診療情報は、国や自治体のがん対策に活用されるとのこと。このデータに基づき、よりよいがん医療を受けられる体制が一刻も早く整うことが期待されます。(林 渉和子)

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