ゲームやアニメ、マンガなどの人材育成に力を入れバンタンゲームアカデミーが、8月29日に一般向けにCGアニメの制作フローをテーマに公開講座を行う。2014年10月から15年3月まで放送された人気アニメ『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞(ロンド)』が題材になる。
3DCG制作フローをテーマにした講座で、無料で受けることができる。映像を彩った数々のメカやドラゴン(竜)たちの創作の秘密も明かされる。
講座は、バンタンアカデミー「CONTENTS DESIGN PROGRAM(コンテンツデザインプログラム)」として開催するものだ。コンテンツ制作を学ぶ一助となるに違いない。
ゲストには、新鋭のCGスタジオである武右エ門のCGディレクター・小久保将志さんが登壇する。武右エ門はサンライズのCG部門に歴史を持ち、小久保さんは『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』がけでなく、大友克洋さんや森田修平さんら顔をそろえたオムニバス『SHORT PIECE』の『GAMBO』でCGI監督を務めた。
講座ではロボットやモンスターのモデリングやエフェクト、アニメーションとそれぞれの角度からメイキング工程を説明する。さらにCG制作ソフトを使った実演も行われるという。貴重な機会になりそうだ。
講座は8月29日(土)の14時から16時までの2時間にわたって行われる。目黒区にあるバンタンゲームアカデミー東京校が会場となる。参加費は無料だが、事前申し込みが必要だ。申し込みの締め切りは8月27日の18時。
近年3DCGを使用するのが当たり前となってきたアニメ業界だが、それに伴い関心を持つ人も増えている。今回は無料の一般公開講座とあって、そうした興味のある人であれば気軽に参加できそうだ。
「『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』にみる 3DCG制作フローをテーマにした公開講座」
日時: 2015年8月29日(土)14:00〜16:00 (開場13:30〜)
場所: バンタンゲームアカデミー東京校
参加費: 無料 ※事前申込必須
参加申込締切: 8月27日(木)18:00まで
申込URL: http://www.vantan-game.com/cdp/schedule.php?id=24