アニメ『僕は友達が少ない』で、15歳にして(作中の時間の経過により途中からは16歳に成長)シスターとして学園の教師を務める「高山ケイト」。今回は、見た目は美少女、中身は残念・・・そんな「高山ケイト」の魅力についてご紹介します。
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■素直になれないシスコンお姉ちゃん
ケイトには、自分と同様にシスター兼教師の妹「高山マリア」がいます(どうして義務教育すら済んでいないのに教師になれるの?と疑問を抱いたら負けです)。おっちょこちょいで騒がしく、子供らしさ全開のマリアにケイトはいつもひやひや・・・。心配で仕方がありません。しかし、本人を目の前にすると、「お前の事なんか気にするものか!」とつい素直になれないケイトです。本当はマリアを誰より大切に思い守りたいのに・・・。そんなもどかしい彼女の姿を見ていると、なんだか微笑ましい気持ちになります。ケイトだってまだ15歳。子供なのです。ストレートに愛情を表現するのが恥ずかしいのです。
■綺麗な外見!下品な言動!?
一目見てハッと心を奪われるほどの超美少女「ケイト」。美しく整った顔立ちにすらりと伸びた手足、きちんと手入れされた長い髪は、女子の理想そのものです。もちろん男子も放っておかないでしょう。しかし、中身は若干わけありなのです・・・。
とにかく下品。恋をしている相手「小鷹」の前でも、ためらわずにゲップをしたりします。そして言葉づかいも荒く、まるで男の子のよう。これがいわゆるギャップ萌えなのでしょうか・・・。ぶりぶりと媚びた女の子よりも、ケイトのようなサバサバとした飾らない女の子の方が好きな人、結構いますよね。だからこそ、彼女はファンから愛されているのでしょう。
■意外としっかり者
普段の適当な振る舞いからは想像もつきませんが、実はきちんとした行動のできる人です。マリアのしつけもしっかりして、人に対しての感謝も忘れず、それを相手に伝える事が出来ます。生きていく上で必要な礼儀や常識をきちんと身につけている彼女。マリアもケイトに習って良い方向に育ってほしいです。
作品のメインである“隣人部”の部員でも顧問でもない「高山ケイト」。しかしその存在は、たくさんの個性的な出演キャラクターにおいて中和的な意味を成し、必要不可欠だと感じます。これから先、原作の展開でケイトにもっとクローズアップしてもらえる事を期待しつつ、アニメ3期目の製作を願っています。
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★記者:星宮(キャラペディア公式ライター)