【アニメ漫画キャラの魅力】パルスの芸術に汚点を残す男!?パルス最高の智将「ナルサス」の魅力『アルスラーン戦記』

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2015年09月02日 11:10  キャラペディア

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『アルスラーン戦記』の「ナルサス」。「アルスラーン」に従う武将で、主に作戦の立案などをおこないます。軍事だけでなく政略・外交にも長けており、アルスラーン陣営の内政、外交も一手に引き受けます。その上、「ダリューン」ほどではありませんが、剣の腕前もなかなかの強さ。それほどの能力を持つ「ナルサス」が、敗走する「アルスラーン」に仕えたのは自分の理想の世界を実現するため。今回は、そんな「ナルサス」の魅力についてご紹介いたします。


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【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■自分の理想のために地位や名誉には固執せず

 ナルサスは、貴族として王宮に仕え重要な地位に就いていましたが、戦争ばかりで内政を省みない国王「アンドラゴラス三世」と衝突。地位や名誉をすべて投げ出し、隠遁生活を始めました。その後、ルシタニアの追撃から逃れた王太子「アルスラーン」と出会い、「アルスラーンであれば自分の理想を実現できる」と確信し、アルスラーンに仕えます。

 その時のアルスラーンにはダリューン一騎しか味方がおらず、アルスラーンをルシタニアに引き渡せば、地位や名誉は思うがままだったでしょう。しかし、ナルサスはアルスラーンを選びました。アンドラゴラス三世に仕えた時と同じく、地位や名誉ではなく自分の理想のために行動したのです。

■文武両道の超人!

 アルスラーン陣営で作戦の立案などをおこなう「ナルサス」。味方が増えてくると、それらの運営などに政治的手腕を発揮します。また、シンドゥラなど対外的な交渉も担当し、外交もこなします。しかも剣の腕も一流。パルス最強のダリューンと肩を並べる実力を持つヒルメスとも互角に戦いました。戦略、内政、外交、そして、剣とありとあらゆる分野で才能を発揮するナルサス。しかし、こんな完璧なナルサスにも、とある欠点がありました・・・。

■絵が下手・・・

 文武両道のナルサスですが、趣味の絵画だけには才能が無かったようです・・・。ナルサスは絵を描く事が好きで、暇があれば絵を描いています。しかし後に、【「好きこそものの上手なれ」という教育文化をたった1人で破壊した人物としても知られている】、とまで言われる程に進歩がありませんでした・・・。

 アルスラーンが、ナルサスを宮廷画家にすると約束した時に、ダリューンが「パルスの芸術文化に汚点を残す」と言って反対したほどです。しかし、ナルサスは自分の絵が決して下手だとは思っておらず、嬉々として絵を描いています。比類ないほどの知略を持つにも関わらず、自分の絵が下手という事だけは分からない・・・。完璧の中に見え隠れする人間らしさもまた彼の魅力の1つではないでしょうか。

 敵対するヒルメスと対峙した時、ヒルメスはナルサスを「ヘボ画家」といって嘲りますが、ナルサスはこれまでにないほど怒り、ヒルメスに立ち向かいました。ナルサスにとって「ヘボ画家」と呼ばれる事は、どんな嘲笑よりも許せない事だったのです・・・。いつの日か、彼の絵が評価される日が来る事を願っています。


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:しゅるま(キャラペディア公式ライター)

このニュースに関するつぶやき

  • イケメン画伯wwww 先週放送分のエンドロール、内容が気になる…(ダリューンアシにして原稿やってるし!?)
    • イイネ!1
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