【アニメ漫画キャラの魅力】戦闘では目立った戦果なし!?不遇の天才パイロット「ユング・フロイト」の魅力とは?『トップをねらえ!』

2

2015年09月03日 10:20  キャラペディア

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

キャラペディア

(C)CHARAPEDIA
『トップをねらえ!』とは、一言で言うと「炎の熱血友情ハードSF宇宙科学勇気根性努力セクシー無敵ロボットスペクタクル大河ロマン」(もはや一言ではないですが)。アニメ好きなら一度は見てほしい作品です。全話見終わった後には、見る前のネガティブな予感は見事に裏切られているでしょう。今回ご紹介する「ユング・フロイト」は、主人公「タカヤ・ノリコ」のライバルの天才パイロット。初登場の第2話では、バラの女王様「アマノ・カズミ」に一騎打ちを挑み、互角の戦いを繰り広げます。しかし、相手の実力を認めるとあっさりお友達宣言するという開放的な性格を見せます。女王様キャラを演じさせたら業界屈指の川村万梨阿さんにピッタリな役どころです。


【最新ランキング】もっとも演技力が高いと思う声優さん TOP30!


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■実は見せ場の少なかった「天才パイロット」

 天才と称されながら、作中での戦闘では意外と見せ場の少ない悲劇の人物でもあります。第4話で宇宙怪獣「兵隊」を23体まで屠りますが、一瞬の油断から「兵隊」にマシーンを挟まれて身動きがとれなくなってしまい、ノリコのバスタービームに救われます。最終話でもガンバスターのパイロットであることは語られますが、実際の活躍は描かれず、シズラーブラックに搭乗した最終決戦でも戦闘シーンはせいぜい2秒。戦闘での活躍という点では不遇の天才といえるでしょう。

■ストーリーにおける重要な役割

 戦闘での出番は少ないのですが、ノリコにさまざまなきっかけを与えたり、語られなかった他の人物の代弁という重要な役割を果たしています。第4話ではノリコへの対抗心から決闘を申し込み、ノリコのトラウマを引き出してしまいます。しかし、それが間接的にノリコがガンバスターへ乗る決心につながります。第5話ではノリコとカズミが出撃するのを見送りながら、「もう、会えないかもしれませんね」と言いますが、それはオオタにとっては二重の意味を持って響きます。そして最終話、彼女がガンバスターのパイロットをカズミに譲った事があのドラマを生み出すのです。木星の中心へとガンバスターと共に向かう二人との会話は、二人の犠牲の意味と決意を全艦隊に伝える事になります。そして、二人を見送るユングの「帰ってきたら、おかえりなさいと言ってあげるわ」という言葉は1万2千年後に見事に果たされるのでした。


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:ルーデル(キャラペディア公式ライター)

このニュースに関するつぶやき

  • ジャコビニ流星アタック����という、出典『アストロ球団』の技が、何故か彼女のシズラーブラックに装備されている謎��
    • イイネ!6
    • コメント 2件

つぶやき一覧へ(4件)

ランキングゲーム・アニメ

オススメゲーム

ニュース設定