じつはこわい「秋バテ」!秋口に身体の不調を感じる女性は要注意

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2015年09月04日 12:00  QLife(キューライフ)

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半数以上の女性が悩む「秋バテ」

 身体がだるくて食欲不振。そんな夏バテの症状も、秋が来れば一気に解決!とはいかないようです。ウーマンウェルネス研究会の調査では、20代から50代の女性390人の53.8%が昨年の秋に不調を感じていました。

 麻布ミューズクリニックの渡邉賀子名誉院長は、秋バテには夏は元気だったのに秋に不調になる「燃え尽き型」と、夏バテを引きずって不調が続く「だらだら不調型」があると指摘。いずれのタイプも要因は高温多湿、紫外線、冷房冷え、内臓冷え、寒暖差にあるようです。

 昨年の秋に不調を感じた人を見ると、「だらだら不調型」が9割を超えて多数派でしたが、もちろん「燃え尽き型」にも要注意です。とくに今年の夏は梅雨明け後から猛暑が続いたこともあり、身体への負荷が蓄積されていることでしょう。秋バテの深刻化が懸念されます。

「燃え尽き型」と「だらだら不調型」、タイプに合った対策を

 そんな秋バテは、夏から対策を始めることが重要。今回の調査では、タイプ別の対策法も紹介しています。まず、燃え尽き型には「湯船に浸かりシャワーの場合は長めに浴びる」「紫外線対策」「休肝日を設ける」などが効果的とのこと。体力があり冷えに気づきにくい人に多いタイプなので、身体や内臓を冷やさないことも大切です。

 一方、だらだら不調型は、自律神経のバランスを整え、身体を冷やさないケアが大切。ぬるめのお湯に炭酸ガス入り入浴剤を入れて浸かる炭酸入浴や、冷房による冷えを防ぐひざ掛けや温熱シートの活用、肩甲骨を回す運動で代謝をよくして身体を温めるなどが効果的と紹介しています。

 秋は短い周期で天候が変わり、また日中と朝晩の気温差も大きく、体調を崩しやすい季節。さらに台風やゲリラ豪雨など急激な気圧の変化が、自律神経に負担を掛けることにもなります。入浴でリラックスするなど、毎日の疲れを溜めないケアで秋バテを撃退しましょう。(下玉利 尚明)

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