『ジョジョの奇妙な冒険』は、主人公である「ジョジョ」達が世代を越え、様々な戦いを繰り広げていくストーリー。「人間賛歌」がテーマになっています。絵柄、効果音、数々の名言で世間に衝撃を与え、多くのファンを虜にしてきた同作ですが、中でも第3部「スターダストクルセイダース」は、新しく幽波紋(スタンド)と呼ばれる設定が取り入れられ、今なお根強い人気を誇っています。今回は、そんな第3部主人公の「空条承太郎(くうじょうじょうたろう)」の魅力についてご紹介したいと思います。
【最新ランキング】もっとも魅力的なアニメ漫画の巨乳キャラ TOP20!
【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■眉目秀麗でスタイリッシュ
身長195cmで筋肉質。抜群なスタイルと端整な顔立ちを兼ね備えた「空条承太郎」。恐らくあらゆる作品の中でもトップクラスの美男子で、男女問わず愛されているキャラクターではないでしょうか。日本人とアメリカ人のハーフで、艶々とした黒髪、そしてややグリーンの瞳にはとてつもない色気が漂い、女性からは「うっとおしい」ほどにモテています。
また、帽子には並々ならぬこだわりがあるようで、髪の毛と一体化したタイプのものを愛用。この帽子は海の中でも(不思議と)脱げることはありません。帽子のデザインには様々なバリエーションがあり、星をテーマにしたもの、イニシャルの『J』が入ったもの、可愛らしいイルカのモチーフが付いたものなど、とてもスタイリッシュで奇抜なものばかり。承太郎は、晩年もコートと帽子というスタイルを貫いており、このスタイルに絶対の自信とポリシーを感じます。承太郎のファッションへの熱いこだわりと、そのセンスの良さにはまさに脱帽です。
■精神力の強さ
スタンドの強さはスタンド使いの精神力に直結しています。幾多のスタンド使いの中でも承太郎の精神力は指折りです。第3部では、自分と仲間の魂をかけたギャンブルにも全く動じず、逆に百戦錬磨のギャンブラーのダービーを威圧して勝利するなど、高校生とは思えないほどに肝が据わっています。
頭の回転もズバ抜けており、よく機転がきく頼れる主人公です。第4部以降では更に落ち着きが増し、周りを引っ張っていく力強さも感じられるようになりました。承太郎のスタンド『スタープラチナ』は、パワー、スピード、精密性の全てにおいて完璧と言っていいでしょう。史上最強のスタンドといわれる「スタープラチナ」。最強の精神力を持つ承太郎にピッタリです。
■裏の顔
いつもクールなイメージの承太郎ですが、第3部では可愛らしい面やユニークな一面もたくさん描かれています。例えば、登場時は祖父である「ジョセフ」を「ジジイ」ではなく「おじいちゃん」と呼んでいましたし、母である「空条ホリィ」に対して、「家に帰ってかあさんの料理の方がいいな」なんて甘えていた時代もあったのです。更に、ごく稀にとても無垢な笑顔を見せることがあり、そのあまりに純粋な笑顔は、見ている方が思わず微笑んでしまうほど。“火のついたタバコを5本口の中に入れ、火を消さずにジュースを飲む”といった特殊な持ちネタがある事もポルナレフによって明かされています。また、DIOとの最終決戦では、マンホールの中でスタンバイするという奇行も・・・。
原作にはもう出てこないであろう承太郎ですが、これを機会にもう一度最初から読み返してみてはいかがでしょうか。新たな発見が待っているかもしれません。
【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】
★記者:boo(キャラペディア公式ライター)