シルバーウィーク前に知っておきたい「空港内を二ヶ国語でルート案内」するアプリ

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2015年09月06日 15:00  FUTURUS

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FUTURUS(フトゥールス)

航空会社のANAに公式アプリがあることはご存知だろうか?

航空券の予約や出発時刻の確認、ウォレットとの連携などの機能を備え、2014年度のグッドデザイン賞なども受賞するなど好評を博しているが、その公式アプリ『ANA』に新たな機能が追加されたようだ。

通るだけで案内ルートや特典情報を表示

その機能とは『Beacon』との連携機能で、2015年8月28日よりサービスの提供が開始されている。

まず『Beacon』とはBluetooth Low Energy(BLE)を使った通信技術で、電波発信機器の“Beacon端末”を設置し、アプリをインストールしたスマートフォンが近くを通った時に情報などが送受信できるものとなっている。

今回公式アプリ『ANA』では『Beacon』との連携により、空港の各種エントランスから保安検査場までの案内ルートが表示できるようになった。

利用条件は、Bluetoothをオンにしていることとアプリをインストールしていることで、指定のターミナルに到着した際にアラートが鳴るという仕組みだ。 また、ANAのプレミアムメンバーなどが利用できる『ANA LOUNGE』では『Beacon』を使って、季節ごとに会員限定の特典などを取得することができるという。

この『Beacon』の対応OSはApple端末ではiOS7以降、Android端末ではAndroid OS 4.3以降で言語は日、英2つの言語に対応している。

空港内で「Beacon」を使用するメリット

『Beacon』とはO2O(Online to Offline)マーケティングの効果を高めるものとして、主に店舗などでの利用を想定されている機器だが、利用者のスマートフォンがオフラインになっている確率が高い空港内に置くことで、利用者がスピーディーに手続き等を済ませられるほか、 ラウンジ使用する人の増加に繋がる可能性も秘めている。

また国外からの利用者の場合、空港に着いた際に日本で通信できるデバイスを持っていない事が多く、そういった時にもこの追加機能が効果を発揮するだろう。

このANA公式アプリは『App Store』と『Google Play』にてダウンロードが可能となっている。

無料という事なので、出張や旅行などの際は一度試してみてはいかがだろう。

【参考・画像】

※ 全日本空輸提供の無料アプリ『ANA』が空港内をルート案内 Beaconで各種エントランスから保安検査場まで二言語で誘導 – PRTIMES

※ Rawpixel / PIXTA

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