横浜市と相鉄グループはこのほど、相鉄いずみ野線南万騎が原駅周辺地域に次世代型郊外住宅地のモデルを作る「南万騎が原駅周辺リノベーションプロジェクト」を本格的に始動すると発表した。
南万騎が原駅周辺地域は、相鉄いずみ野線の開業に合わせて昭和30〜50年代に分譲された戸建て住宅を中心とする郊外型住宅地だが、近年は居住者の高齢化が進んでいる。
今回のプロジェクトでは、駅前再整備を契機に商業施設や介護・医療施設、子育て支援施設など、駅周辺に新たに配置。あわせて若年層向け賃貸集合住宅、高齢者向け集合住宅、分譲集合住宅といったこれまで地域に不足していた住宅も整備する。駅から離れた戸建て住宅に不便を感じるシニア層を駅近の集合住宅に誘引し、転居後の住宅に若い世代を誘致することで住宅地の再活性化を図る。
プロジェクトの一環である駅前再整備の第1期として、9月11日にショッピングセンター「相鉄ライフ 南まきが原」の中核テナント「そうてつローゼン 南まきが原店」の開業と駅前広場の完成を迎える。引き続き工事に取り組み、2016年春には2期オープンとして物販、ドラッグストア、美容室、ベーカリーカフェ、クリニック、子育て支援施設などが開業する予定だ。
(佐々木康弘)
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