アニメ『シティーハンター』で、主人公「冴羽リョウ(※リョウは獣編に寮)」のライバルとして登場する元傭兵「伊集院隼人」。作中でもファンの間でも、「海坊主」という名の方が知られており、これは「本名が立派過ぎるから」とリョウが付けたあだ名です(その仕返しとして海坊主がリョウに付けたあだ名が「新宿の種馬」)。また、傭兵時代からの知り合いからは「ファルコン」とも呼ばれます。口癖は「フン」。今回は、身長2mを超える巨体、スキンヘッドにサングラスという厳つい見た目と裏腹に、優しくてシャイな内面を持つ「海坊主」こと「伊集院隼人」の魅力についてご紹介いたします。
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■超一流の戦闘技術
リョウのライバルだけに銃の腕前は超一流。愛銃はS&W M29ですが、拳銃よりバズーカなどの重火器を使うシーンが多いです。一方でトラップの名人としても知られており、戦闘技術の多彩さはリョウを凌駕します。トラップの技術は香が継承し、主に依頼人(美女)に手を出すリョウ対策として(時には殺し屋相手にも)強力な武器となります。海坊主は教官としても優秀なようです。また彼は、傭兵時代にリョウと戦った際に負った傷が元で視力が弱く、アニメ終盤では失明しますが、何とその後も平然と車を運転しています(乗車してしばらくしてからその事に気付いたリョウが大慌てで「運転代われ!」と詰め寄る場面が、TVスペシャルに登場)。失明すらもハンデにならないほどの超一流スイーパーです。
■不器用な優しさ
海坊主のパートナーといえば美樹。彼女は内戦国で孤児になった所を海坊主に育てられ、自らの身を守るために海坊主から戦闘技術を教えられた女性です。しかし海坊主は、彼女を戦場から遠ざけるために、彼女の前から一度姿を消した過去があります。また彼は、命の恩人である元上官の娘に毎月多額のお金を送っていましたが、父親が傭兵だった事を知られてはならないと、自分から名乗ることは決してありませんでした。こうした彼の行動はとても不器用ですが、彼女らの幸せを守りたいという強い信念を感じます。
■そんな海坊主の意外な弱点
そんな海坊主がもっとも苦手としているのは・・・ネコ。特に子ネコが苦手で、本人曰く「この軟弱な姿形鳴き声が大嫌いなんだ!」だそうです。彼は女性との会話も苦手で、すぐに顔が真っ赤になり、リョウからは「茹でダコ」といじられるシャイな男です。ネコに関しても、恐らく嫌いというよりも、彼にとっては「女性的なもの」の象徴的存在がネコ(特に子ネコ)なのでしょう。強くて優しく不器用でシャイ・・・良い男です。
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★記者:あまね(キャラペディア公式ライター)