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子育てと雨の哀歌(エレジー)

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2015年09月10日 10:31  MAMApicks

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このところの雨の多さといったら何なのだろう。
朝起きて「また雨か……」と落ち込んでいるのは筆者だけではないはずだ。

思えば今年は春も雨だらけだった。
長い冬が終わって春が来たー!!と喜んでいた4月は連日雨、降らないにしてもどんよりとした曇り空で、気持ちよく晴れた日は都内では数えるほどしかなかったように思う。

束の間の春、初夏を楽しんだと思ったら、梅雨入りし、夏になれば夕立。
そして夏が終わろうとしているいま、秋雨なのか?台風なのか?連日の悪天候で油断ができない。

筆者は日頃、スマホで天気予報アプリを2種類併用しているのだが、片方が曇りでももう片方では雨だったりすることが多くて「んもう!どっちよ!!」とカリカリしていた。

それくらい子持ちには天気は切実だ。生活を左右するといっても過言ではないだろう。

まずは洗濯の問題。
春から娘が保育園に通いだしたので洗濯物が増えた。
外遊びで汚れた洋服一式、手拭きや汗拭きのタオル、食事用エプロン、週末にはお昼寝用布団のシーツを持って帰ってくる。

子どもの洋服はサイズも小さいしそこまで大量ではないものの、二日連続雨が降ったりすると、洗濯カゴが溢れかえって見苦しい上に、ちょっとプレッシャーを感じる。

乾燥機つきの洗濯機にするととても便利だよと聞くのだけれど、まだまだ壊れそうにない我が家の洗濯機。

浴室乾燥機もないので、天気が悪い日はすぐ乾きそうなものを少量だけ洗って室内干しし、扇風機を全開で回すようにしているのだが、それでもやはり外干しするのとは全然違っていて、乾ききらないことも多々……。

今日は晴れだ!と思っていたのに途中から降りだしたときも悲しいけれど、「天気も悪いし今日は外出するから洗濯はやめておこうか」と決めたのに、予兆もなく晴れ出して、「こんなことなら洗濯したのに……でもまだ帰れない……」という逆パターンもなかなかショックが大きい。

次に晴れた日にはこれでもかというくらい洗濯して、やっとのことでプラマイゼロになる。


次に送り迎えの問題。
雨の日の送迎は親にとっては試練とも言えるだろう。
我が家はベビーカーで送迎しているが、雨の日はベビーカーにレインカバーをかぶせ、子どもにはポンチョとブーツを着用させる。

涼しくなってきたのでマシになったが、梅雨の時期は蒸し暑いのもあって、レインカバーで密閉されるのが不快らしく、幾度となく抵抗されバトルを繰り広げた。

私はベビーカーを押すために両手がふさがって傘をさせないので、レインコートを羽織り、フードをかぶる。

よく「雨の日を楽しく過ごすために」と称してファッション雑誌ではお洒落なコートや
ブーツなどのレイングッズを特集している。

子どもができるずっと前のこと、初めてレインブーツを買ったときは、「早く雨の日が来ないかな〜」なんて浮き足だったものだが、今やそのウキウキ感は送迎の気の重さで完全に吹き飛んでしまった。むしろ「今日もレインコート着てブーツ履くのか……」と完全に気が重い。

覚悟を決めて家を出る。うつむき加減でもくもくと歩く姿は完全に「子連れ狼」だ。

小雨なら耐えられるが、本降りになるとかなりダメージが大きいこのスタイル。化粧するだけムダなので、日焼け止めを塗って眉毛を描いたらおしまいだ。送り届けた後は自宅に戻れるのでまだマシなのだが、これから通勤というお母さんお父さん方のご苦労やいかに。

子どもを乗せて、フル装備で雨の中自転車を漕ぐお母さんに後ろから追い越されるたび、「頑張って行ってらっしゃい!!!」と敬礼したい気持ちでいっぱいだ。名前も知らない人だけど、勝手に仲間だと思っている。

この送迎スタイル、何とかならないかな〜と考えたけど、抱っこひもには入りきらないくらい大きくなってしまったし、片道15分、それも車通りの多い道を傘をさして歩かせるのも酷で、あまり改善の余地がない。

車があったら楽なのかな、と思うけれど、周辺の保育園はどこも駐車場がなくて、車での送迎は禁止しているようなので、皆同じような思いで通っているようだ。


そして一番つらいのは週末に雨が降るパターン。
ここも車があれば、雨風がしのげるショッピングセンターまでひとっ走りなんてこともできるのだろうけど、お出かけのときは公共の交通機関に頼らざるをえないわが家。

そう、子どもは雨だからと言って一日中家にいると、退屈のあまり物凄く機嫌が悪くなるのだ。乳児期でも天気が悪いとグズることがあるし、歩けるようになると体力が余って、家に閉じ込めるなんてできない。なので、雨の日でも一度は外に連れて行くようにしている。

これも雨足がまだ強くないうちを見計らわなくてはいけなかったり、外に出たはいいが、雨が強くなって抱っこをせがまれるという地獄も十分ありえる。

もっと家が広かったらすべり台を置いたり、ストライダーで家の中を走り回ったり、外に
出なくても十分遊べるのかな……と遠い目になる。


娘ももう少し大きくなればひとりで傘をさしてしゃきしゃき歩けるようになるだろうし、小学校に上がれば送迎は要らない。

期間限定の辛さだとは分かっているのだろうけど、横殴りの雨に打たれてしかも風にあおられたりしようものなら心が折れそうになる。いや、すでに何度も折れている。

何でこんなに毎日雨ばっかりなんだ、夏はどこに行った、とぶつけようのない悲哀にくれている。秋晴れが待ち遠しい。天気予報アプリをにらみ続ける日々はまだまだ続きそうだ。
とりあえず明日も送迎頑張ろう……。

真貝 友香(しんがい ゆか)
ソフトウェア開発職、携帯向け音楽配信事業にて社内SEを経験した後、マーケティング業務に従事。高校生からOLまで女性をターゲットにしたリサーチをメインに調査・分析業務を行う。現在は夫・2012年12月生まれの娘と都内在住。

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