“バブル”が続くプレミアリーグの異常な年俸…ルーニーら上位陣は20億円超

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2015年09月10日 20:00  サッカーキング

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左からアグエロ、ルーニー、Y・トゥーレ [写真]=VI Images via Getty Images
イギリス紙『デイリー・メール』が9日、プレミアリーグの年俸ランキングを発表した。

 プレミアリーグの放映権は、今年2月に2016−17シーズンから3シーズン分が『スカイスポーツ』と『BTスポーツ』へ売却され、その放映権料は約51億ポンド(約9449億6000万円)に達したと報じられている。これに合わせて各クラブの補強費用や選手の年俸は右肩上がりに上昇しており、リーグに所属する全選手の平均年俸は229万ポンド(約4億2000万円)と推定されている。

 なかでもリーグを代表するスター選手たちは驚くような金額を稼いでおり、10位に入ったチェルシーの元イングランド代表DFジョン・テリーでも、年俸830万ポンド(約15億6000万円)と1年で15億円以上を稼いでいる。

 トップ3は更に驚がくの金額で、マンチェスター・Cの中核を担うコートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレとアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロが、年俸1250万ポンド(約22億9000万円)で並び、そろって2位に入った。

 プレミアリーグ全体の1位に輝いたのはマンチェスター・Uに所属するイングランド代表FWウェイン・ルーニーで、わずか1週間で26万ポンド(約4800万円)、1年で1350万ポンド(約25億円)を稼いでいる。

 なお、これらは全て税込みの金額で、イギリスでは年収15万ポンド(約2800万円)以上の納税者には45パーセントの所得税がかかるが、それを加味しても10億円超えをするプレーヤーが続出しており、プレミアリーグの“バブル”具合がうかがい知れる。果たしてサッカー界の金銭感覚を狂わす年俸の高騰はいつまで続くのだろうか。

■プレミアリーグ年俸ランキング(カッコ内所属クラブ/金額/契約期間)

・1位 ウェイン・ルーニー(マンチェスター・U)
週26万ポンド=約4800万円/年俸1352万ポンド=約25億円(2014年5年契約)

・2位 セルヒオ・アグエロ(マンチェスター・C)
週24万ポンド=約4400万円/年俸1248万ポンド=約22億9000万円(2014年5年契約)

・2位 ヤヤ・トゥーレ(マンチェスター・C)
週24万ポンド=約4400万円/年俸1248万ポンド=約22億9000万円(2013年4年契約)

・4位 エデン・アザール(チェルシー)
週22万ポンド=約4100万円/年俸1144万ポンド=約21億3000万円(2015年5年契約)

・5位 ダビド・シルバ(マンチェスター・C)
週20万ポンド=約3700万円/年俸1040万ポンド/19億2000万円(2014年5年契約)

・6位 メスト・エジル(アーセナル)
週19万ポンド=約3500万円/年俸990万ポンド=18億2000万円(2013年5年契約)

・7位 ラヒーム・スターリング(マンチェスター・C)
週18万ポンド=約3300万円/年俸940万ポンド=約17億2000万円(2015年5年契約)

・8位 セスク・ファブレガス(チェルシー)
週17万ポンド=約3100万円/年俸880万ポンド=約16億1000万円(2014年5年契約)

・8位 ケヴィン・デ・ブライネ(マンチェスター・C)
週17万ポンド=約3100万円/年俸880万ポンド=約16億1000万円)(2015年6年契約)

・10位 ジョン・テリー(チェルシー)
週16万ポンド=約3000万円/年俸830万ポンド=約15億6000万円)(2015年1年契約)


このニュースに関するつぶやき

  • やっと最近税込か税抜きの年俸か表示される記事になってきた。今だに日本では税込だろうと手取りだろうとその数字をそのまま捉えてサッカーの年俸安いとかいう人いるからねぇ。プレミアは日本プロ野球の10倍以上。
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