20〜30代は妊娠・出産、40〜50代は子宮筋腫や女性のがんが上位に
ひとくちに「女性の病気」といっても、年齢によって気を付けるべき病気は異なります。そこで、厚生労働省の「患者調査」のデータをもとに、年代別の女性の入院原因ランキングを調べました。
20〜30代は上位に妊娠・出産関係で入院していることが多いことが分かります。ところが、40〜50代になるとランキングの様相が一変します。
40代の1位は「子宮平滑筋腫」いわゆる「子宮筋腫」です。さらにこの世代からは女性のがんによる入院の割合も増えてきます。「乳房の悪性新生物(乳がんなど)」は40代で2位、50代で1位、60代で2位となったほか、「卵巣の悪性新生物(卵巣がんなど)」も40代で8位、50代で3位、60代で10位となりました。
60代以上になると、高齢者特有の病気による入院の割合が増加。「白内障」や「脳梗塞」「心不全」などがランキング上位に上がりました。年代ごとに「入院の可能性が高い」病気を知って、それに合った予防を心がけましょう。(QLife編集部)
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