望遠撮影も動画撮影もこれ1台!600mm・F2.8レンズ搭載カメラでシャッターチャンスを逃さない

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2015年09月12日 11:40  FUTURUS

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FUTURUS

FUTURUS(フトゥールス)

高倍率ズームレンズを搭載したコンパクトデジカメは、普段使いから旅行まで、あらゆるシチュエーションで活躍するオールマイティさが人気だ。

そんな高倍率ズームデジカメの新製品が登場。パナソニックの『LUMIX DMC-FZ300』だ。

明るい24倍ズームレンズと高感度MOSセンサーを搭載

『FZ300』は、25-600mmの24倍ズーム『LEICA DC VARIO-ELMART』レンズを搭載。通常、高倍率ズームレンズは、F値を明るくするとレンズが大きくなってしまうため、F値を暗めに設計されることが多いが、『FZ300』は全域F2.8を実現している。

F値が明るいレンズは、望遠側でもシャッタースピードが低下しないため、速いシャッタースピードでの撮影が可能。動く被写体もブレずに撮影できる。

撮像素子には、有効画素数1,210万画素の1/2.3型高感度MOSセンサーと、高画質・高速画像処理エンジン『ヴィーナスエンジン』を搭載。高感度時のノイズを抑え、なめらかな階調を実現している。

1,210万画素と聞くと若干画素数が足りないと思うかもしれないが、A4サイズの印刷程度ならば十分すぎるほどの画素数。逆に、画質には余裕が生まれグラデーションなどの再現性はアップする。

ボディに手ぶれ補正機能を内蔵しており、手持ち撮影でも手ぶれを軽減。高倍率ズームでありながら手軽に撮影できるのもポイントだ。

「4K PHOTO」で決定的瞬間を逃さない

『FZ300』の目玉機能といえば、『4K PHOTO』だ。これは、毎秒30コマの4K動画から1コマを切り出して静止画として保存する機能。たとえば、運動会で走る我が子を捉えたり、はばたく鳥など、通常の連写機能では難しい撮影も、『4K PHOTO』を使えば比較的簡単に行えるようになる。

シャッターを押している間だけ、秒30コマの撮影をする『4K連写』を使えば、あとでじっくりと選べるので、決定的瞬間を撮りたいという場合は、かなり有効な撮影方法といえる。

そのほか、シャッターボタンを押して連写開始、もう一度押して連写終了する『4K連写(S/S)』、シャッターを押した瞬間の前後約1秒を連写撮影する『4Kプリ連写』といったモードも選べるので、状況に合わせて使い分けたい。

思い出をきれいな動画で残せる4K動画に対応

最近のデジカメは、動画撮影に気合が入っているものが多い。『FZ300』もご多分に漏れず動画撮影機能が充実。フルFDの撮影はもちろん、4K動画にも対応。近年一般家庭でも普及している4Kテレビで再生すれば、迫力のある動画が楽しめる。

また、インターバル撮影やコマ撮りアニメ、スローモーション映像の撮影にも対応。メインのビデオカメラとしても十分活用できるほどの高機能となっている。

あらゆる用途で活躍できる万能デジカメ

そのほか、高速AF、バリアングルモニタ、Wi-Fi機能など、多彩な機能を備えた『FZ300』。初めてのデジカメとして選ぶもよし、メインのデジタル一眼レフのサブ機として使うもよし。ビデオ撮影をメインに考えてもいける。

実売価格は8万円前後。通常のコンパクトデジカメと比べるとやや高価な部類に入るが、レンズ交換式のボディとレンズ数本を買うと考えると、お手軽な価格にも思える。

実は最近、デジタル一眼レフのサブ機を購入したいと考えていたのだが、『FZ300』は一躍サブ機候補ナンバーワンとなった。まだ実機は触っていないが、性能的に見たらちょっとした取材用にはこれだけでも十分と言える。

発売は9月中旬。発売されたら早速店頭でチェックしてみようと思う。

【参考・画像】

※ 光学ズーム24倍、全域F2.8 LEICA DCレンズを搭載デジタルカメラDMC-FZ300発売遠くの被写体も美しく撮影 – Panasonic

※ DMC-FZ300 – Panasonic

※ KieferPix / Shutterstock

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