多くのハウスメーカーが取り扱っているスマートハウスをはじめ、リモコンに機能を集約したものやスマホを使用するものなど、ここ数年で家中の電化製品をコントロールするアイテムが増えている。
そんな中、電子部品メーカーのロームより、照明のコントロールに特化した“家中を快適な明るさに変えてくれるシステム”が発売されたことはご存知だろうか?
明るさ、光色を24時間徹底管理
そのシステムとは『ROHM Smart Lighting System』というもので、ローム社が得意とする無線通信技術とLighting技術を組み合わせたシステムとなっている。
従来の照明のコントロールシステムは配線が複雑なため、新築以外の導入は難しいとされてきたが、配線と電源が不要のEnOcean技術を採用することで、住宅へシステムを手軽に導入することができるという。
どのように照明をコントロールできるかというと、照明に無線ユニットを付けることで、PCやモバイルデバイスで一度に操作することが可能となる。
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コントロールできる項目は、目覚め用から映画鑑賞用まで、最大32種類のプリセットがあるほか、明るさや光色、オフタイマーなど部屋ごとに細かく調整することもできるので、部屋の雰囲気を手軽に演出することが出来る。
さらには、タイムスケジュール機能で24時間すべての部屋で自動制御が可能となり、生活リズムに合わせて自動で照明が切り替わるという、驚きの機能も備えている。
照明のコントロールをもっと気軽に
まずこの『ROHM Smart Lighting System』は後付けで導入できるので、照明のコントロールシステムの中でも、気軽に取り入れられるという点が売りになるだろう。
また、住宅のリフォーム時でも設計負荷の軽減や、工事期間の削減ということも可能になるので、今後住宅リフォームの項目の1つになる可能性も秘めている。
このシステムは今月からの販売を予定しており、対応照明のラインアップも続々と拡充されていく予定となっている。
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手軽でエコに照明をコントロールし、ムーディな生活空間を演出できれば、ひょっとしたらモテる、かも?
【参考・画像】
※ Elena Elisseeva / Shutterstock