日本代表MF本田圭佑が所属するミランは、13日に行われたセリエA第3節で、同代表DF長友佑都が所属するインテルと対戦し、0−1で敗れた。本田はトップ下の位置で2試合ぶりに先発出場し、81分までプレー。一方、長友は出場しなかった。
試合後、イタリアメディア『メディアセット』のインタビューでミランを率いるシニシャ・ミハイロヴィッチ監督は、「チームに対して怒りはない。唯一残念だったのは結果だけだ。得点を奪うことはできなかったが、気持ちの強さを見せ、試合を支配していた。敗戦は妥当なものではない。我々はインテルよりも良いプレーをした」と語り、チームのパフォーマンスには満足していることを明かした。
さらにミラン復帰後、初めて試合に出場したイタリア代表FWマリオ・バロテッリについては「良い態度をとっているし、とても良くトレーニングもこなしている。今日は移籍後初の試合だった。これからもこれまでのように続けていく必要があるが、彼が我々に手助けしてくれることは確かなことだ」と話した。
そして、インタビュアーから「なぜ本田ではなくバッカを交代させたのか」との質問が及ぶと、「監督は私であって、あなたはインタビュアーだ。バッカは他の選手より多少動きが悪く、それに3トップにするとバランスを失ってしまうと考えたからだ」と話し、反論した。
また、ミランの公式チャンネル『ミランチャンネル』では、本田について「今日は中盤に問題があったが、本田はディフェンス面でよくやったと思う。ただ、攻撃では物足りなかったね」と守備に関しては一定の評価を与えたが、攻撃では不十分だったとの考えを示した。
3試合を終えてリーグ12位に沈むミランは次節、19日にホームでパレルモと対戦する。