知ってほしい、ふだんの買い物で世界をちょっとよくできる「ポジティブ消費」

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2015年09月15日 06:10  FUTURUS

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FUTURUS(フトゥールス)

エンジンオイルやモータースポーツのスポンサーとしての活動で知られるBPカストロール。同社は先日、エンジンオイルとしては世界で初となる『CO2 ニュートラル』認定を受けた製品を発売した。またこれに伴い、自然環境の保全や、発展途上国の労働環境の改善などをサポートできる『ポジティブ消費』を紹介するインフォグラフィックスを発表。

第1弾の内容は「ふだんの買い物で世界を“ちょっと”よくできるポジティブ消費」ということだ。

世界で初となる「CO2 ニュートラル」とは

BPカストロールは、カーディーラー専用製品として販売するエンジンオイル『カストロールプロフェッショナル』に、新たなコンセプト『CO2 ニュートラル』を導入し、8月より販売。

生産・技術革新およびCO2削減事業などへの投資を通じ、商品そのものが排出するCO2を減らすとともに、植樹や森林保全などの削減活動にも取り組むことで、実質的なCO2排出量をゼロ(ニュートラル)にしているということだ。

そしてBPカストロールは、『CO2 ニュートラル』や地球環境保全、発展途上国の労働環境の改善をサポートできる買い物を『ポジティブ消費』と名づけ、インフォグラフィックスを公開している。

ふだんの買い物から地球環境や世界の子供を守る

BPカストロールによると、『ポジティブ消費』とは、次のような内容を指すという。すなわち、

<私たちは、様々な物を毎日購入しています。ふだんの買い物で自分たちの 生活や心を満たすだけでなく、地球環境の保全をサポート、またはその商品 を生産している発展途上国の人々や子どもたちの労働環境の改善をサポート できることで、自分以外の人や地球の未来へちょっとだけハッピーのお裾分 けができる買い物のことを『ポジティブ消費』と名づけました。>

というものだ。日常の買い物から、地球環境や世界の子供を守る手伝いが行える、こうした『ポジティブ消費』として、“フェアトレード”、“レインフォレスト・アライアンス”も紹介されている。

生産者や地球環境、野生動物保護をサポート

コーヒーやチョコレートの生産でよく知られるようになった“フェアトレード”は、生産者から労働に見合ったフェアな価格で商品を購入し、消費する仕組み。認証商品は、地球環境への配慮から農薬の使用が制限されている。

一方“レインフォレスト・アライアンス”は、環境保全や野生動物の保護に取り組む農園や、そこで働く人が取得することができる認証だ。こちらでも農薬使用が制限されているほか、農作物の品質向上のため、技術支援も行われているという。

こうした認証を受けた商品を購入することで、生産者の生活・労働環境や地球環境、野生動物保護をサポートできるのが『ポジティブ消費』なのだ。

いつものちょっとした買い物から、世界を良い環境にする手伝いができる『ポジティブ消費』。

今後ますます狭くなる地球でグローバルに生き、考えるためのひとつの材料として、頭の片隅に置いておくと良いかもしれない。

【参考・画像】

※ 「ポジティブ消費」ってなに? ふだんの買い物で世界を”ちょっと”よくできるポジティブ消費とCO2ニュートラル エンジンオイルの事がもっとわかる! – PR TIMES

※ CO2ニュートラル – カストロール

※ Karramba Production / Shutterstock

※ Pi-chan / PIXTA

※ chikumatori / PIXTA

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