抱き上げたら軽かった…… 両親の老いを感じた瞬間

642

2015年09月20日 08:02  ヒトメボ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ヒトメボ

ふとしたときに感じる両親の年齢に、思わずドキッ……?
自分が大人になれば、親も年を取るのは当たり前のこと。子どもの頃のイメージのまま、いつまでも元気でいると思いがちですが、ふとしたときにハッと老いを感じて「もう親も年なんだなあ……」と思う瞬間があるのではないでしょうか。そんな「両親の老いを感じた瞬間」をヒトメボ読者に聞いてみました。

お見合いで暴言を吐いた父に母が惚れた! 衝撃的だった両親の馴れ初め

■子どもが頑張る姿を見て泣いていた
「厳格だった父。喜怒哀楽の『怒』以外ないのでは、というような父だったのですが、あるとき、子どもが初めておつかいに行く番組を観ていて涙ホロリ。その横顔がとても年老いて見えて少し寂しくなりました」(千葉・32歳女性)

 年を取ると涙もろくなる……なんて言いますが、父親の涙を見ると動揺しますよね。

■飲みに行かなくなった
「早くに離婚をし、ずっと父1人、息子1人だった我が家。機会があれば女性と飲み会に行って、たまに朝帰りなんていうこともあった父。それが『若い女の子にはついて行けん……』と言って出かけなくなった。年をとったな、というのと同時に相手の『若い子』の年齢が気になったのですが、怖くて聞けませんでした」(神奈川・33歳男性)

 もし自分と同世代だったら……と考えると、ちょっとドッキリしてしまいそう。ほかに楽しみが見つかるといいのですが。

■寝る時間が早くなった
「自分が子どものころは深夜まで起きていた父が、今では21時には寝て朝5時に起きるように。長く寝ていると疲れるという話に、切なくなった」(静岡・27歳女性)

 子どものころは親の寝ている姿を見る機会は少なかったように思います。「早く寝なさい!」とよく怒られていたものです……。

■味付けが薄くなった
「実家に帰ると母がいろいろと料理を作ってもてなしてくれるのですが、それが質素というかなんというか……。薄味でどれもさっぱりしすぎていて、食べごたえがない。揚げ物とか食べないのか、と聞いたら、ほんの少しで胃がもたれるのでできるだけ食べないようにしているんだとか」(神奈川・33歳女性)

 食卓に並ぶメニューも年と共に変わってくるもの。食べなれたお袋の味と違ってくると寂しいかもしれませんね。

■手を握ったらシワだらけだった
「母の手はとてもキレイだと認識していて、ずっと変わらないんだと思っていた。でも、ふとしたときに手を握られて。そのときに見たら、シワもシミもたくさんあったんです。ああ年をとったんだなあ、と涙が出てきた」(千葉・27歳女性)

 手は年齢が出やすい場所でもありますが、ずっと記憶のなかにキレイな手のまま残っていると、その分、衝撃は大きいですよね。気のせいか、前より小さくなった気もしたり……。

■抱き上げたら軽かった
「母がぎっくり腰になったときに、ベッドに運ぶために抱きあげたら、びっくりするぐらい軽かった。どれぐらいの体重なのかとあまり考えたことはなかったんですけど、小さいころのふくよかなイメージが強かったから余計に老いを感じたのかもしれません」(東京・37歳男性)

 あらためてじっと見ると、なんだか小さくなったような印象を受けることもあります。お母さんは抱き上げてもらったことで息子の成長を体感できたかもしれませんね。

 親がいつまでもいてくれるわけではないと分かっているはずなのに、つい、その現実を忘れてしまいます。いつか後悔しないように、両親と過ごすかけがえのない時間をなるべくたくさん作っていけたらいいですね。

(ふくだりょうこ+プレスラボ)

このニュースに関するつぶやき

  • 親が30の時に産まれた子どもは(親と同じ年まで生きればの話だが)30年を親に会えずに過ごさなければならないのだ。親孝行は元気なうちにしておかないとね。
    • イイネ!53
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(304件)

前日のランキングへ

ニュース設定