2008年にアニメ化され、爆発的な人気を誇った恋愛アドベンチャーゲーム『CLANNAD』。今回は、同作に登場する主人公「岡崎朋也」の友人「春原陽平」の魅力についてご紹介したいと思います。
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■いじられキャラとしては一級品
恋愛アドベンチャーゲームでは、特に男性サブキャラクターの存在感が薄くなりがちな事が多い中、彼は本作においての存在感も大きく、ギャグ要員として活躍しています。主人公「岡崎朋也」の友人である彼は、同校の生徒からは“不良キャラ”と認識されているものの、実際は遅刻や、朋也と高校生らしい悪ふざけをしている・・・そんなかわいいらしいものばかり。見ているだけで楽しい気持ちになってしまいます。
■良い意味で・・・おバカ?
普段はあまり深く考えずに過ごしてるせいか、朋也に騙されたりからかわれる事も多く、朋也の邪な考えからくる助言で結果的に大損をしてしまうなど、ギャグシーンには春原の魅力がたくさん詰まっていると感じます。おバカじゃない春原なんて考えられません(笑)。そんな春原ですが、シリアスな場面では核心をついた発言や普段の軽々しい行動を慎んだりと、意外と空気が読めるいいキャラです。
■妹思いで友達思いのいいお兄ちゃん
春原には「春原芽衣」という妹が一人います。いざという時は自分を顧みず、彼女を助けに行くなど男らしい行動も。「芽衣を泣かせるんじゃねえ!」のシーンはとてもかっこ良く感動しました。ちなみに、春原が堕落してしまい妹を守れなかった間、朋也が芽衣のそばにいてくれました。「お前(朋也)なら任せてもいいと思ったんだよ」と主人公への信頼も強く、なかなか熱い男だと思いました。
■もちろん弱点も!
春原は、一年後輩の「坂上智代」に弱く、やはり智代からも“春原はバカ”と認定されています。春原は智代をからかうたびに必殺の空中コンボをお見舞いされ、そのまま吹き飛ばされ画面外へ・・・なんて事は日常茶飯事です。弱すぎてかわいそうになります(笑)が、そんなところも彼の魅力のひとつです。
ギャグシーンもシリアスシーンも、春原がいることで空気が変わりますし、春原の助言でストーリーが大きく変わっていく事も多々。「春原陽平」は、『CLANNAD』のストーリーにおいて、非常に重要な人物だと感じます。アニメ、ゲームを一度プレイされた方も、今一度「春原陽平」に注目してご覧になっていただくと、新たな魅力の発見に繋がるかもしれません。それと便座カバー。
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★記者:匿名希望(キャラペディア公式ライター)