漫画『家庭教師ヒットマンREBORN!』が、ギャグ漫画からバトル漫画へ移行した頃、最初に出てきた強い敵・・・それがこれから紹介する「六道骸」です。彼は壮絶な過去を経て現在の能力や仲間を手にしました。そんな彼の魅力とは?
【最新ランキング】もっともゲーム化して欲しいアニメ漫画作品 TOP10!【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■オッドアイ、ギザギザ分け目
彼の容姿はとても特徴的。まずは、左は青く右は赤いオッドアイで、右目には漢数字の六が浮かび上がっています。これは彼の有する六道輪廻の能力の象徴で、使う能力によって瞳に浮かぶ数字が一から六のどれかになります。そしてもうひとつの特徴がその髪型。前髪は中央で分けられており、そこから頭の分け目はギザギザに。そして後ろの髪は一部が立ち、まるでパイナップルの葉っぱのようになっています。ちなみに、後ろ髪の伸びた10年後もその髪型は健在です。
表情は笑みを浮かべていることが多く、常に敬語で話すのでなんとなく優しそうな第一印象ではありますが、戦闘に入ってもあまりその表情が崩れることは無く、余裕で戦っているのか戦いを楽しんでいるのか・・・読めません。ちなみに、笑い方は「クフフ」と謎めいた特徴的なものです。
■筋金入りのマフィア嫌い
幼少期、実験体としてマフィアに囚われて、数々の実験をその身に受けていた過去のせいで、マフィアが大嫌いな「六道骸」。ボンゴレ10代目である「綱吉」を自分の手の内に入れてマフィアを殲滅しようとしたり、ボンゴレファミリーの守護者に選ばれてもなかなか姿を現さなかったり、10年後の未来でも一人で動いていたり・・・と、綱吉達とはあまり行動を共にせず、口にする言葉も非常に冷たい言葉ばかり。そんな彼も、監獄を脱出した時から一緒に行動している犬や千種、彼が再度捕まった時に見つけて命を救った「凪(クローム)」には、優しく接したり冗談を言ったりと年相応の顔を見せます。
■シリアスだけではない!?お茶目な裏側
「雲雀」と並んで落ち着いた雰囲気で年の割に大人な彼ですが、オマケ漫画などでは本編では語られなかった彼の中学生らしい部分も描かれています。彼が並盛中学に喧嘩を売るために潜入する学校を決める際、各地の制服を集めさせてどの学校の制服が良いかで決めたり、自身の髪型を犬に「パイナッポー」と言われて怒り狂ったり・・・。単行本に収録されている本編以外の部分で、彼の素顔が垣間見れる貴重な場面なので、オマケを飛ばしてしまった方は、是非もう一度読み直してみてください。
幻術を戦闘スタイルの基本としている「六道骸」。その中身も嘘なのか本当なのか、発言からは本心の読めない部分も多く、とてもミステリアスです。漫画やアニメでは、出て来ない期間が長かったり、出てきても少しだけだったりと、なかなか不定期な彼ですが、だからこそこれから見つけられる新たな魅力もあるかもしれません。
【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】
★記者:しろっこ(キャラペディア公式ライター)