『響け!ユーフォニアム』の「中世古香織」。吹奏楽部に所属する3年生で、トランペットを担当しています。性格は穏やかで優しく、その上、吹奏楽部で1、2を争う美人であることから、猛烈に慕う「吉川優子」をはじめ、多くの吹奏楽部員から慕われる「吹奏楽部のマドンナ」です。今回は、3年生としてトランペットパートのリーダーも務め、友人で部長の「小笠原晴香」を支える、そんな「中世古香織」の魅力についてご紹介したいと思います。
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■吹奏楽部で一二を争う美人
香織は、3年生でトランペットパートのリーダーを務めており、トランペットの腕も群を抜いてうまく、それだけでも慕われる要素があるのですが、なんといっても香織は、吹奏楽部で1、2を争う美人(争う相手は久美子が所属する低音パートリーダーである田中あすか)です。そのうえ、性格は穏やか、後輩に対する面倒見もよく、香織に助けられた吉川優子をはじめ、多くの吹奏楽部員から慕われる「吹奏楽部のマドンナ」です。そんな二つ名があるだけでも十分魅力的です。
■トランペットにかける思い
香織のトランペットの腕は、かなり上手く、ソロパートを争った「高坂麗奈」も認める所。しかし、これまでの吹奏楽部ではそれが生かされた事はありませんでした。2年生の時は、上級生というだけで香織より腕の劣る3年生がソロパートを務めました。ようやく落ち着いた3年の時は、超高校級の腕をもつ麗奈が入部し、結局ソロパートは麗奈が担当する事に・・・。一度はそれで納得した香織でしたが、再オーディションの希望を聞かれた時、迷うことなくそれに手を挙げました。普段は、優しい香織の覚悟を決めた表情。その表情もまた美しいのです。
■麗奈との再オーディション
そして、開催された再オーディション。香織と麗奈は、それぞれソロパートを奏でます。すべてが終わった後、部員の評価が割れる中、顧問の滝は香織に尋ねます。「あなたがソロを吹きますか?」と。そして香織は、「吹けない。ソロは麗奈がふくべきだ」と答えます。その顔には微笑みすら浮かんでいました。
麗奈のほうが腕は上だと分かった上での再オーディション。そこでも自分を上回るパフォーマンスを見せた麗奈に、香織の気持ちも吹っ切れたのでしょう。自分よりも上手い麗奈がソロパートを吹けないのは、昨年の自分と同じになってしまう・・・、そう思ったのかもしれません。勝負の中にも相手に対する気遣いを見せた香織は、やはり吹奏楽部のマドンナでした。
再オーディションでは真剣な表情を見せたものの、基本的には穏やかで優しい先輩です。初心者の「加藤葉月」にも優しく指導していましたし、こんな先輩がいる部活は素敵ですね。3年生ということで、アニメの続編があったとしても、出番はそう多くはないでしょうが、香織と部長の小笠原晴香、そして副部長の田中あすかの3年生トリオの物語も、もっと見てみたいところです。
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★記者:しゅるま(キャラペディア公式ライター)