初登場時は中学生。警察官の父、成績優秀な兄のいる一見厳しそうな夜神家において、天真爛漫さを忘れない少女。彼女の生活は大学生の時、とある事件に巻き込まれた事により一変するのです。今回は、そんな「夜神粧裕」の魅力についてご紹介いたします。
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■ミーハーで天真爛漫な女子中学生
兄が全国模試1位、東応大学にトップで入学したしっかり者であるのとは対照的に、宿題を教えてもらったり、歌番組を見たり(年末は紅白派)と、ガリ勉タイプではなくむしろミーハーな粧裕。順応性が高く、初めて「ミサ」が「月」の家を訪れた時には、驚いてはいたようですが翌日には彼女の存在を受け入れており、「月とミサの関係を世間には秘密にしてあげる」とお小遣いを請求するちゃっかり者な一面も。父親の総一郎は、「(もしキラだったとしたら)嫌いな子を殺してしまって泣きわめく性格」と評しています。
■美人でおしとやか!お酒が嫌いな女子大生
大学生になってからは、だいぶおしとやかな印象の女性になり、年上の松田相手に軽いジョークも言えるほどに口も達者になりました。学生らしくレポート提出に追われていますが、少しお洒落なども覚えたようです。中学生時代はアイドル好きでしたが、大学生になると好きなものは靴に変わっています(13巻公式解析マニュアルより)。
中学時代にあったあどけなさは消え、なかなかの美人に(可愛いではなく、美人の方)。ちなみに、精神年齢はミサより確実に上と思われます。両親とも刑事の嫁にやるつもりはなく、総一郎に至っては彼氏の存在すら否定しています・・・。しかし、その美貌に言い寄ってくる男は1人や2人ではなかったはず。ましてや花の女子大生。親には気付かれないようにこっそり付き合っていた恋人がいたのかもしれませんね。
■事件の果てに
多貴村警察庁長官が誘拐された事件で、長官が自殺してしまったため、デスノートと交換する為の代わりの人質として誘拐されてしまいます。総一郎自ら救出に向かうも、受けた精神的ショックは大きく、家に引きこもるように・・・。結局、母の希望で誰も知らない土地に転居し、リハビリ生活を送っています。
彼女もまた、月がキラだったという事実を知らないままです。「知らぬが仏」という諺もある通り、せめて傷ついた彼女の心の中では、月はいつまでも自慢のお兄ちゃんでいてほしいものです。殺人鬼となった月も、彼女が危険な目に遭った時は最大限の努力を尽くして救出にあたりました。最後まで家族皆に愛されていた「夜神粧裕」の未来がどうか幸せでありますように・・・。
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★記者:あきにゃん(キャラペディア公式ライター)