【アニメ漫画キャラの魅力】今も昔も縁の下の力持ち!頼れる仲間「ハヤト・コバヤシ」の魅力とは?『機動戦士ガンダム』

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2015年09月24日 10:40  キャラペディア

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主人公「アムロ」を一方的にライバル視する小柄で冴えない少年「ハヤト・コバヤシ」。搭乗モビルスーツは「ガンタンク」。派手な活躍が持てはやされる作中において、決して目立つキャラクターとは言えない彼ですが、縁の下の力持ちとして欠かす事の出来ない存在であり、部隊の土台を影から支え続けた努力の人です。今回は、そんな「ハヤト・コバヤシ」の魅力についてご紹介いたします。


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【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■第三のエース

 一年戦争時の撃墜数は24機。ガンタンクが大破し、自身も負傷して戦線離脱した際には、ホワイトベースの戦力は11%低下したと分析されました。一見大したこと無いように見えるかもしれませんが、あの「アムロ」でさえ撃墜数68機、最高性能の機体と歴代最高の操縦技術(監督談)を持つアムロの4割弱のスコアを叩き出していると考えると、彼もまた戦力の中核を成すエースだとわかります。

 また、彼はアシスト描写がとても多いです。抜群のコンビネーション、サポートに徹し、アシストの鬼と化してストイックに仕事をこなす彼。バント職人に似た燻し銀的なカッコよさがあります。ガンタンクの砲手担当だった事も考えると、元より『誰かに合わせる』能力が高かったのかもしれません。仕事の相棒には彼のような人が良いかもしれません。

■幸せ家族計画

 一年戦争終結後も軍人を続けるも、閑職に回されるハヤト・・・。不幸かと思いきや、「フラウ・ボゥ」と結婚し、ホワイトベースの三人の孤児を引き取り養子に。何という生真面目、何という幸せ家族計画。元々は不良少年でしたが、根はとても真面目なのです。小柄だった身体も成長し、すっかり“いいお父さん”になりました。彼とフラウ、カツレツキッカの三人が並んでいるところを想像すると、ほっこりすること請け合いです。
 
■戦争博物館館長、しかしてその実態は・・・?

 軍内部では、“戦争博物館の館長”に回され、退屈な日々を送っていました・・・。しかし、その裏でこそこそと何かしている様子。何を隠そう、反ティターンズ組織『カラバ』に参加していたのです。

 地球連邦の組織に所属していながら、それに対抗する組織の支援をおこなう。こういった展開はなかなか熱くて良いです。バレたらそれはそれは大変な事になるのですが、それを覚悟しての彼の行動、想いは視聴者の胸を打ちます。エゥーゴの地球側支援者の窓として、補給にシャトル手配に民間人避難にと甲斐甲斐しく働きます。ここに来て縁の下の力持ち具合にも磨きがかかって来たようです。

■宇宙世紀の明日を繋いだ人

 Z、ZZと登場し、主役達を影から支援し続けた彼は、最後に主人公を庇って戦死する事になります。支え、繋ぎ、託した人。新しい時代を作る為の戦いに身を投じ続けた彼の人生は、まさに人の『命』そのものの姿だったと言えるでしょう。また彼の死後、その名前はかつての仲間達によって使われ続ける事になります。死してなお、世界に名を刻む、その志を継いでくれる仲間がいるという事。それは、彼の志がそれだけの人の心を動かし、導いた事の証明なのです。

■生粋の日本人

 別に人種云々の話をしたいわけではありませんので、あくまでおまけ程度に。彼は宇宙世紀では珍しい純粋な日本人だそうです。同じ日本人。そう考えると、やはり親近感が沸くというものです。

 日陰の人、縁の下の力持ち「ハヤト・コバヤシ」。決して目立たないながらも主役を支え続けたアシスト職人の姿がそこにあります。ホームランバッターばかりがゲームをするわけではない、そんな生き方の魅力を「ハヤト・コバヤシ」は身を持って教えてくれるのです。


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:諸葛均(キャラペディア公式ライター)

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  • ハヤトはどっちかつーと真面目な方だったと思いますが、、、
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