いよいよ、明日、9月25日に『iPhone 6s』そして『iPhone 6s Plus』が発売になる。心待ちにして、今からそわそわしている人も多いことだろう。
何も、かねてからのiPhoneファンだけが注目しているというわけではなく、今回の発売を機に、AndoroidスマートフォンからiPhoneへ乗り換えようとしている人もいるのではないだろうか。
面倒なデータ移行を手軽に行えるアプリ
そんな乗り換え希望のユーザーのために、Appleが提供するAndroidアプリ『Move to iOS』をご紹介しよう。
このアプリを使えば、AndroidからiOSへデータの移行が簡単に行えるのだ。写真、メッセージ、Googleアカウント、連絡先、ブックマークなどを移行することができる。
まさに、この機会にAndroidからiPhoneへ乗り換えるという人にはもってこいのアプリだ。
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Google プレイでのユーザーの評価は?
使い勝手はシンプルで、簡単にデータを移行できるようだが、Googleプレイにおけるユーザーの評価は“1.7”と低い。
どうやら、Android派からの拒否反応が強いようだ。
「やり方が汚い」 「Androidが一番」 「iOSは使い方が制限されて窮屈」 「Googleの優しさに笑う」
といったような、コメントが寄せられている。
概ね、アプリの使い勝手や機能には満足しているようだが、このようなアプリを出すAppleや、iOSに対する批判が多いように感じる。
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Androidを好んで使っているということは、iPhoneにはあまり興味がないという人が多いのだろう。もっと言えば「iOSは嫌いだ! Android大好きだ!」という人にとっては、このようなアプリで、AndroidからiPhoneへの乗り換えを促す、Apple自体に嫌悪感を抱いているのかもしれない。
Android→iOS移行ユーザーには便利
基本的にはAndroid、そしてiOSどちらも長所と短所があり、個々のお気に入りを使えばいいと思うし、気軽に両方の端末を使い分けたり、乗り換えるのは自由だと思っている。
ただ、Android愛用者はApple自体をあまり好ましく思っていない人も多いようなので、このような評価になっているのだろう。
アプリ自体は普通に使えるものなので、安心してほしい。AndroidからiPhoneに乗り換えようとしている方にとっては、有用なアプリだ。
永遠のライバルといえる、GoogleそしてApple。この件に関しては、このアプリを受け容れたGoogleの寛容さにアッパレ、といったところだろうか。
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【参考・画像】
※ goldyg / Shutterstock
※ naka / PIXTA