【アニメ漫画キャラの魅力】ホワイトベースのお袋さん!?恋多き女性「ミライ・ヤシマ」の魅力とは?『機動戦士ガンダム』

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2015年09月25日 11:30  キャラペディア

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家庭的な女性と言うのは、時代を問わず、男性には魅力的に映るというものです。それが良家のお嬢様で性格は温厚、エリートにも関わらず庶民的で慎ましやかな女性であるのならば尚更です。今回ご紹介する「ミライ・ヤシマ」は、まさに良妻賢母を絵に描いたような、そんな女性です。


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【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■皆の心のおっかさん

 歳に似合わぬ大人びた佇まい、温和な性格とクルー達への理解、時にはただ静かに見守り、時には良き相談役となる。その姿はまさに母。「スレッガー・ロウ」の称した『ホワイトベースのお袋さん』という言葉が実にしっくりと馴染みます。

 人というのは帰るべき場所があるからこそ、安心して出て行けるもの。何処へ行っても、帰って来れば優しく迎えてくれる・・・、そんな場所がミライさんなのです。劇中で裁縫をするシーンがありますが、オレンジっぽい色合いの裸電球と卓袱台、畳がとても似合いそうでした(良い意味で)。

■でも時には脆い

 ブライトが過労で倒れ、更に折悪く敵に襲撃された際に、指揮官代理を務めた事がありました。もっとも近くでブライトを見つめ続け、もっとも頼れる相談役であったミライ。さぞや見事な指揮で切り抜けると思いきや、どうもミライさんは指揮官には向いていなかった様子・・・。敵司令官「マ・クベ」の罠に綺麗にハマり、セイラさんの助言を得て何とか切り抜けたものの、極度の緊張と混乱から泣き崩れてしまいます。いくら大人びていてもまだ18歳、無理もありません。

 普段の冷静で気丈な姿も良いのですが、時折見せる女性的な脆さもまた良いです。庇護欲というか、守らねばという思いに駆られますね。その後、再度代理指揮をする場面があるのですが、その時はきちんと的確に指揮をしていました。さすがはミライさん。転んでもタダでは起きません。

■恋多き乙女

 ブライト、カムラン、スレッガー・・・。彼女に好意を持っていたと思われる男性は劇中に3人もいます。この状況こそが、彼女が魅力的である事の証明になるでしょう。やっぱり男は最終的に母性を求めるものなのでしょうか。

 なお、最終的にカムランとは別れ、スレッガーは戦死、ブライトと結ばれる事になります。そこに至るまでに何も無いわけがありません。クルーそれぞれの恋模様、その中でも一番激動(表面上はともかく中身)の最中にあったのは、ミライと彼女を取り巻く男達だったのではないでしょうか。

■もっとも早くに覚醒したニュータイプ?

 劇中で何度か予知めいた事を口にするミライさん。その発言はことごとく後の展開で現実となり、「ニュータイプでは?」と多くの視聴者が思ったはずです。それを能力の発露とするなら、なんとアムロのそれより早い事になります。ブライトをして「ニュータイプかは知らないが勘が良い」と言わしめるミライ。洞察力に優れ、人を見る目があるという設定も、もしかしたらニュータイプ能力の成せる技なのかもしれません。

■良家のお嬢様、強力な後ろ盾

 これはオプションとでも言いましょうか、彼女の父は連邦の高官です。軍が艦の処遇を決める際に有利に働いたり、やはりそういった場面では頼りになる力。家柄だけが彼女の全てではありませんが、強い後ろ盾もまた魅力のひとつでありましょう。ブライト・ノアも頼りにした皆の心の拠り所「ミライ・ヤシマ」。その愛は深く優しく迎えてくれるでしょう。そんな深い愛に包まれたいものです。


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:諸葛均(キャラペディア公式ライター)

このニュースに関するつぶやき

  • 個人的にはZガンダムでのベルトーチカ・イルマへの行き届いた心遣いに感嘆した中学生時代。あん時でも25歳くらいだよな、ミライ。
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