だれでも使える!最小サイズ1kg未満の「お手軽発電用風車」

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2015年09月26日 23:00  FUTURUS

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FUTURUS

FUTURUS(フトゥールス)

風力発電にしろ太陽光発電にしろ、いきなり何百万円もかけるのではなく、数万円くらいでちょっと試してみることができるといいかもしれない。なにしろ自然エネルギーは計算できないので、個人で本格的に導入するには勇気がいるからだ。

その点、このアイテムには魅力を感じるひとも多いのではないだろうか。折り畳み式で、持ち運ぶことも可能な発電用風車だ。

持ち運びできる実力派の風車


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クラウドファンディングサイト『Kickstarter』で出資を募り、あっというまに目標額に達したこの風車、名称は『Trinity』という。サイズは4種類用意されていて、いずれも3枚羽根で3本足という形状だ。

最大の特徴は折り畳むことができるという点だろう。収納する際は筒状になるので持ち運びしやすい。もっとも小型の『Trinity 50』ならわずか650gだ。人力で運ぶことも苦にならないだろう。もっとも重い『2500』は19kg。これもクルマに載せれば運ぶことができる。

この『Trinity』、だれでも簡単に設置できる。また、電気自動車等に使われているものと同様のリチウムイオン電池を、標準で内臓しているので、発電した電力は自らの電池に溜めておくことができる。

スマートフォンでモニターできる

風車の形状は可変式で、弱い風のときと強い風のときで使い分けることが可能だ。そしてスマートフォンで発電のON/OFFをコントロールしたり、発電量をモニターしたり、風速にあったセットアップを知ることができる。

ラインアップされているのは、『50』、『400』、『1000』、『2500』の4タイプ。それぞれ風速2m時の発電量(W数)を表している。

『50』は7,500mAhの電池を搭載しiPhoneなら3から4台分、『400』は30,000mAhの電池を搭載しiPhoneなら10から16台分、『1000』は100,000mAhの電池を搭載しiPhoneなら50から55台分、『2500』は300,000mAhの電池を搭載しiPhoneなら160から170台分の充電が可能だ。

なお、各タイプのサイズは以下のとおり

・『50』 折りたたみ時の高さ:30cm/直径:5.5cm/設置時の高さ:60cm、重量0.65kg ・『400』 折りたたみ時の高さ:45cm/直径:8.5cm/設置時の高さ:90cm、重量3kg ・『1000』 折りたたみ時の高さ:65cm/直径:12cm/設置時の高さ:130cm、重量8kg ・『2500』 折りたたみ時の高さ:100cm/直径:18.5cm/設置時の高さ:200cm、重量19kg

いずれも脱着式のUSBソケットを備えていて、USB機器の充電ができるほか、『1000』と『2500』はインバーターを備え、家庭用機器を直接つないで使用できる。

この『Trinity』、現在『Kickstarter』で資金募集中だが、先行予約すれば、たとえば『50』は369ドルから、『2500』は5,999ドルから購入できる(ただし先行割引価格は数量限定)。もちろん信頼性や耐久性はわからないが、この“手の届く風力発電”はちょっと試してみたくなる。

【参考・画像】

※ JANULUS

※ Trinity Portable Wind Turbine Power Station – Kickstarter

※ violetkaipa / Shutterstock

【動画】

※ Trinity Portable Wind Turbine Power Station – YouTube

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