「うまくいってない」　既婚者や彼女持ちが口にする甘い言葉

既婚者や彼女持ちの人と始まってしまった関係。「いつかは振り向いてくれるのでは…」という期待も込めてか、彼の言葉を全て信じてしまうこともあるのではないでしょうか。しかし、冷静に考えると「繋ぎ止めたいだけ？」と釈然としないことも。そこで、「既婚者や彼女持ちが口にする甘い言葉」をヒトメボの女性読者に聞いてみました。

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■もうすぐ別れるから
「彼女がいる男性と関係を持ち始めて、1年が経った頃のことです。そろそろ区切りをつけようと、『付き合えないなら、もう会うのをやめる』と言うと、『もうすぐ別れるから』の1点張り。それから半年が経ちますが、『彼女の体調が悪そうで、今言うのはちょっと不憫』などと、何かと理由をつけて別れてくれません」（東京・26歳女性）

　小説やドラマの世界でも鉄板のセリフですよね。どうしても信じて待ちたいのなら期限を提示するのも1つの手ですが、スッパリ切って次に行くのが賢明かもしれません。

■うまくいってない
「彼女と同棲している男性とお付き合いをしているのですが、『彼女は家にいるの？ 大丈夫なの？』と聞くと、『うまくいってないから大丈夫』と言うんです。でも、彼が寝ている隙に彼のLINEを盗み見ると、他愛もないメッセージや、かわいい犬の画像が送られていたり、着信が何件も入っていたり……。これのどこがうまくいっていないんでしょうか」（東京・28歳女性）

　「うまくいってない」は既婚者、彼女持ちの常套句。似たようなものに、「結婚をせがまれて困っている」や「マンネリ化してきたから」なんていうのもあります。全くの嘘ではないにしても、彼女と2人のときはそんな思いを察せさせることのないよう、笑顔で接しているのでは……。

■忙しくてしばらく会えない
「毎回、別れ際に『忙しいからしばらく会えないかもしれない。会えそうなときにこっちから連絡するね』という既婚者の彼。そうかと思えば、『出張が急にキャンセルになって』と、立て続けに連絡してくることもよくあります。私は内勤だし、社歴も浅いのでよくわからないのですが、出張って、そんなにしょっちゅうキャンセルになるものなのでしょうか」（東京・22歳女性）

　会いたいときに会え、そうでないときは連絡をとらない口実になるので、この魔法の言葉を信じて付き合っていると、たちまち「都合の良い女」になってしまいます。本当に会いたい相手には忙しいなりの誠意を見せるはず。真の幸せを手に入れるためには、疑ってかかることも必要です。

■君が一番大事
「3年程付き合っている既婚者の彼は『家族も大事だけど、君が一番大事だよ』と言います。『じゃあ何で離婚しないの？』と聞くと、『君のことが一番好きだから、せめて妻のポストは彼女に譲ってあげて』と言うんです。好きと言われるのはうれしいけれど、何だか釈然としません」（東京・31歳女性）

　本当に「一番大事な人」ならば、何においても一番大事にしてあげたいと思うのが一般的な感覚ですよね。言葉で嘘をつけても、行動はなかなか嘘をつけないもの。矛盾するなと思ったら、彼の行動を本心だと思ったほうが良いかもしれません。

■君は本当に良い子だね
「彼女がいる彼から『好き』と言われたことはないのですが、その代わりに『君は本当に良い子だね』と言われます。頭を撫でられながらそう言われるので、特に悪い気はしていなかったのですが、これってもしかして本心からの言葉ではないのかなと、最近、不安になってきました」（東京・23歳女性）

　本心でないとは言い切れませんが、いわゆる「良い子」というよりは、「都合の良い子」というニュアンスが強いような……。彼と本気で付き合いたいのなら、「都合の良い女」を脱するのが先決です。

　「もしかしてそうかな？」と思いながらも、目を背けていた発言もあったのではないでしょうか。「私の彼に限って……」と思いたい気持ちは分かりますが、引き際も肝心。幸せの形はいろいろではありますが、「誰かの一番」になりたいなら、早めに身を引くことも必要と言えそうです。

（佐々木ののか＋プレスラボ）