iPhone 6s/iPhone 6s Plusに搭載された注目機能のひとつ『3D Touch』をフルに活用できるアプリがさっそく登場した。
完成イラストや作画工程の動画をユーザー間で共有できる『アイビスペイント』は、iOS・Android用のお絵かきアプリだが、パソコン用デジタルイラスト制作ソフトに匹敵するほどの機能を備えている。
そして9月26日、 iPad/iPhone/iPod touch対応 ver.3.5.0がリリースされた。大きな変更点はiOS9に対応し、『3D Touch』による筆圧検知機能を追加したこと。
つまりは、iPhone 6s/iPhone 6s Plusなら、指先で描く線の太さや色の濃さまで表現できるようになった。
本格的な動画にも活用できる
砂場や砂浜で、指を使って絵を描いたことがある人もいるだろう。筆やペンを使ったときとはまた異なるダイレクトな描き味が、スマートフォン単体で実現することになるとは!
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なお『3D Touch』が使えるのはペンツールだけではない。ブラシ、消しゴム、ぼかしなど、すべてのお絵かき機能が『3D Touch』に対応している、彫刻のように、消しゴムで強く消すといった新たな表現も可能だ。
iPhone 6sの場合は最大104枚のレイヤー(SD画質の場合。HD画質設定時は24枚)とマスクレイヤーが使えるのも『アイビスペイント』の特徴。描いた線、塗った面だけではなく、強弱を生かした通常・加算・減算を用いた重ねあわせやマスクを使った表現も期待できる。
また『3D Touch』は、ディスプレイを保護しているガラスのわずかなたわみ(顕微鏡で見なければわからないほどの、わずかさ)で押しているときの強さを判別している。
導通性が確保されるのであればなんでもペン先になるかもしれない。
指先やスタイラスを使ったときとは異なる、そしてパソコン用のデジタルイラスト制作ソフトとはまったく違った、新たなイラストが描ける可能性も秘めている。
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【参考・画像】
※ 指だけで太さを変えてお絵描き『アイビスペイント』iPhone6s 3D Touch対応