iPhoneあるいはiPadを触る人なら、たまに感じることがあるだろう。
「パスコード打つのってめんどくせぇ!」
指紋認証システムが出てきたのはひとつの革命だった。iPhone 6sとiPhone 6s Plusでは改善されたものの、従来の指紋認証システムでも、指紋を読み取る間の時間や、読み取りエラーでなんだかんだ時間をとられ、結局普通にパスコードを入力するのと大して変わらないじゃん、という意見も聞かれた。
一方、4ケタというパスコードへの不安を覚えるユーザーも多かったことだろう。情報技術が進歩する中で、スマホでできるような業務も増え、堅牢性の重要さも問われる時代だからだ。
そんなモノぐさな人や慎重な人のために紹介したいことがある。
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iPhoneやiPadらiOS端末では、4ケタの数字以外にも自由にパスコードを設定できるのである。
やり方を説明する
と、その前にまずこちらが一般的な数字4ケタのパスコードだ。
それでは実際に設定にうつる。
■1:「設定」→「Touch IDとパスコード」
歯車のアイコンでお馴染みの『設定』に入る。
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■2:旧パスコードの入力
すると、この『Touch IDとパスコード』にアクセスするのに旧パスコードが求められる。
「……忘れた!」
なんてことはないよね?
■3:「簡単なパスコード」をオフに
アクセスできたらこのような画面に遷移する。
『簡単なパスコード』というスライドバーがONになっているので、これを解除する。
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■4:新パスワードの入力、4文字以上はもちろんそれ以下にも設定可能
すると、デフォルトの4ケタの数字選択ではなく、大文字小文字問わずアルファベットや数字など、多くの文字列から選択できるようになる。その中から自由気ままなパスコードを決めてしまおう! 4文字以上も当然可能だ。これにより確実に堅牢性はアップする。
逆に、あまり声を大にしてオススメはできないのだが、4文字以下にすることも可能なのだ。
なまぐさな方は1文字にするのもよいかもしれない。4文字以外の選択肢がある分、かえって1文字であるとは想像つかない、かも?笑
入力後は、新パスコードの確認が出るので、再度入力しよう。これで晴れて設定完了となる。
ちなみに次回から、ロック解除する際にはこのような画面が表示される。
あなたのトイレ中に、しれっとスマホを覗き見る恐怖の隣人は、この画面を見るだけで意気消沈することだろう。
当然、短めに設定した場合にそれ相応のリスクが伴うことは、重々承知いただきたい。
それでは、安全で快適なiPhoneライフを!
【画像】
※ wk1003mike / Shutterstock