「おじいさん、おばあさん」と呼ばないで!シニア世代は、“老人”扱いされたくない

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2015年10月05日 18:00  QLife(キューライフ)

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気持ちも見た目もまだまだ若い!

 超高齢化社会を迎えた日本。65歳以上の高齢者は3000万人を超えています。そんななか、元気に毎日を謳歌するシニア世代が増えています。株式会社ゆこゆこは、50代以上の男女2,458人を対象に「年齢意識に関する調査」を実施。すると、70歳からを「老人」と考える人が過半数を占めることがわかりました。

 調査では、気持ちが実年齢より若いと回答したのは8割。しかも「5〜10歳若い」が28.5%、「10〜15歳若い」が23.4%。「青春時代に戻って楽しもうと思う」など、仕事や子育てが一段落し、趣味などを楽しむ余裕が気持ちの若さに繋がっているようです。

 また、自分の見た目は実年齢より若いと回答したのは69.2%。男女別では、男性は67.8%、女性は73.7%でした。また70代以上は75.5%が実年齢より若いと思っており、女性や高齢者ほど「見た目年齢」が若いと自覚していることがわかりました。

敬老の日にお祝い「嬉しくない」

 若さの自覚は、「周囲から言われて嬉しい言葉」にも反映されています。男女とも最も多かったのは「若々しい」の50.9%。男性は「経験豊かで知識が豊富」が2番目に多く、女性は「いつまでもきれい」「センスがいい」など見た目を褒められるのが嬉しいようです。

 周囲から呼ばれてもいいと感じる呼び方では「シニア」が圧倒的に多く、7割を超えました。「シニア割引」など一般的に使われているため、馴染みがあるのでしょう。対して、「おじいさん、おばあさん」や「お年寄り」など、広く浸透している呼び方は低い結果でした。

 また、敬老の日に祝われても「嬉しくない」人が3割を超えるなど、「老人扱いされたくない」がシニアの本音。半数が「若い世代の友人が欲しい」と答えているので、若い世代はお年寄り扱いせず、コミュニケーションをとってみてはいかがでしょう。(下玉利 尚明)

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  • 現役世代は年金を払うのに苦しみ続けとるのだから、年寄り扱いが嫌なら年金受給は無しですね。貰った分は返納ということで。
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