スマホを透明なカーナビに変える『HUDWAY Glass』がスゴい

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2015年10月16日 21:00  FUTURUS

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FUTURUS(フトゥールス)

カーナビは非常に便利な機器で、一度使ったら手放せない。私など、電卓無しでは計算ができなくなったように、カーナビ無しではドライブできなくなっている。

しかし、カーナビばかり見ていると、当然前方への注意が散漫になるため、ちょっとした油断が危険をもたらす可能性がある。

そこで最近は、前方が透けて見えるHUD(ヘッドアップディスプレイ)方式のカーナビも登場しているが、高額であったり設置条件が限られているなど、ハードルが高い。

そこで、手持ちのスマートフォンをHUD方式のカーナビに変身させてしまうカーアクセサリー『HUDWAY Glass』がクラウドファンディングの『Kickstarter』に登場した。

僅か数千円で、HUD方式のカーナビに近い機能が手に入ることが支持されたのか、本稿執筆時点ではキャンペーン期間を24日残しながらも、既に目標額を余裕で達成している。

スマートフォンをHUD方式のカーナビにする

『HUDWAY Glass』があれば、スマートフォンがHUD方式のカーナビに変わる。


動画を別画面で再生する

使い方は至って簡単で、ダッシュボード上のドライバーが見やすい位置に粘着剤で設置した『HUDWAY Glass』に、専用アプリ『HUDWAY』を起動させたスマートフォンをセットするだけだ。

すると、『HUDWAY Glass』の半透明なプラスチック製の反射板上に、スマートフォンのディスプレイに表示された画像が映し出される。

しかし『HUDWAY Glass』の反射板は透けているため、前方の視界を遮ることが無い。そのため、まるでHUD方式のカーナビを搭載したような使い勝手を得ることができるのだ。

『HUDWAY Glass』の表示は、スマートフォンの画面を反射させているため、鏡面反転している。そのため、予め反転させた表示をする『HUDWAY』や『Speedometer』などのアプリが用意されている。

これでスマートフォンが搭載しているGPSやネット上の情報を取得する機能が、ドライブでも存分に発揮できるというわけだ。

試しに購入しやすい価格

KickstarterのFAQを見ると、『HUDWAY Glass』は大型のスマートフォンであるiPhone 6 Plusにも対応しているという。

既にスマートフォンを持っていれば、数千円でHUD方式のカーナビを手に入れられることになるというのは驚きだ。

ただ、半透明の反射板にスマートフォンの画面を映しだしているという仕組み上、天候によっては見づらいことがあるかもしれない。

それでもこの低価格であれば、試しに購入する事のハードルは、かなり低いと言えるだろう。

【参考・画像】

※ HUDWAY Glass: keeps your eyes on the road while driving by HUDWAY – Kickstarter

※ HUDWAY Glass

【動画】

※ HUDWAY Glass — Head-Up Display (HUD) in any car – Vimeo

このニュースに関するつぶやき

  • だいたい、カーナビに見とれて、事故る愚か者は、運転などしなければばいいんですよ。昔は、ナビなどなく、地図を片手に走ったものですし、バイクの時には休憩中に行く先々の道路を記憶して走っていました
    • イイネ!2
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