1989年に公開された映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』では、2015年の10月26日にタイムスリップするという場面がある。
そのシーンではレクサスなどが発表した『ホバーボード』が普及していたり、現在躍進を続けている米メジャーリーグの球団『シカゴ・カブス』が優勝していたりと、今年の出来事を預言するような事が多く世界中で話題となっている。
その他にも、作中で登場する“自動で靴ひもを締めてくれるスニーカー”を、2014年にNIKEが発表しているが、最近“どんな靴でも結ぶ必要がなくなる”というアイテムが発表されたことはご存知だろうか?
映画のアイテムとは違って電気は一切必要なし
そのアイテムとは『Zubits』というもので、現在クラウドファンディングサイトの『Makuake』にて出資を募っている。
“自動靴ひも締めスニーカー”と聞くと、重量感があるバスケットシューズのようなものを思い浮かべた方も多いかもしれないが、『Zubits』はこの小さなパーツを付けるだけで、どんな靴も“靴紐を結ぶ必要のないシューズ”に早変わりさせてしまうアイテムとなっている。
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使用方法は、本体のホール部分に靴紐を通して『Zubits』同士を近づけるだけ。
すると本体に内蔵された8kgもの力がある強力な磁石が引き寄せあうので、簡単に靴が足にフィットしてくれるという仕組みになっている。
また、履くときだけではなく、靴を脱ぐときもかかとを上げるだけで『Zubits』が解けるので、サンダルやスリッポンを履くような気分で普段の靴を履くことができるという。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』に出てくる靴と比べると、視覚的なインパクトに欠けてしまうが、電気を必要としない点や、紐がある靴であれば何にでも付けられるという点を考えれば、“画期的なアイテム”と言えるだろう。
将来は靴紐を結ぶ事がなくなるかも?
この『Zubits』のような“靴紐を結ぶ必要がなくなるアイテム”には、履いたり脱いだりする事が楽になる以外にも多くのメリットがある。
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例えば、紐を緩めることが面倒で靴を潰して履いてしまうということを防いだり、紐が自転車などに引っかかって事故に繋がってしまったりという事を減らすことができるだろう。
もしかしたら将来は『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』のようなフルオートのシューズや、この『Zubits』のようなアイテムを付けた靴が主流になっているのかもしれない。
【参考・画像】
※ 靴ひもを結ぶ必要のない画期的なアイテム「Zubits」を日本でも広めたい!! – Makuake
【動画】
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※ Zubits Japan Product Video – YouTube