「キルミーベイベーは死んだんだ」!? 高部あいの薬物逮捕で“逆に”アニメ2期制作の現実味が…

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2015年10月27日 17:11  おたぽる

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おたぽる

高部あい。

 今、ネットを中心に「キルミーベイベーは死んだんだ」といった叫びがヲタクたちから上がっている。



 今月27日、女優の高部あいが麻薬及び向精神薬取締法違反容疑で15日に逮捕されていたことが明らかとなった。高部は女優業のほかに、2009年にアニメ『青い花』で主演を務めるなど、声優としても活動しており、中でも12年放送のアニメ『キルミーベイベー』で呉織あぎりを演じたことでアニメヲタクからの知名度を得ていた。



 そんな高部の逮捕を受け、ネットには今「キルミー2期を待ち続けたワイ、無事死亡」「キルミーのあぎり役の人逮捕うわああああああ2期絶望」といった悲しみの声が続出している。その背景には、“爆死”から大ヒットアニメへのし上がった『キルミーベイベー』の逆転劇も関係しているようだ。



『キルミーベイベー』は、12年放送当時まったく人気が出ず、Blu-ray1巻は初週販売686枚と惨敗。“売れないアニメ”のらく印を押されてしまったが、それがヲタクたちからの同情を買い、ネットでじわじわと“キルミスト”(ファンのこと)が増加。それに呼応するかのように公式Twitter(@k_m_baby)も地道にPR活動を続けた。放送終了後にもかかわらず、公式Twitterのフォロワー数は1万人を突破し、それを記念して制作側がキルミストたちに“686”種類のTwitterアイコンをプレゼントしたという逸話も当時話題になった。



 そんなキルミストと制作の地道な努力が実を結び、13年10月に新作アニメを収録したDVDを同梱したベストアルバムCD『キルミーベイベー・スーパー』は累計1万枚超え、同月に発売したBlu-ray BOXは初週だけで約4000セット売れるなど、アニメ放送終了2年後の作品とは思えないヒットを記録し、伝説を残した。



 以前、『キルミーベイベー』の中村伸一プロデューサーがインタビューで2期アニメについて「個人的には、次を意識したいと思います」と語っており、キルミストの間ではアニメ2期が待望されていたのが、高部の逮捕を受け、絶望視する声が多数上がることに。「今回の事件はキルミー2期を危ぶむ組織の陰謀なんだ」「1期の円盤が販売中止になったり、配信や再放送がもうなくなるとしたら悲しい」といった声までも上がっている状態だ。



 だが、中には「キルミー声優逮捕→1期再放送できない→円盤が売れる→キルミー2期 こ れ だ」「キルミー二期、しれっと声優変えつつ、一話で薬物ネタをやる、とかしたら評価する」という声もちらほら……。いずれにせよ、いつかキルミストたちが喜ぶニュースが来ることを祈るばかりだ。


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  • そんなことより、ファイト一発充電ちゃんの2期はまだ?
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