【アニメ漫画キャラの魅力】シュークリーム好きなイケメンウイングスパイカー「花巻貴大」の魅力とは？『ハイキュー!!』

『ハイキュー!!』は週刊少年ジャンプにて連載されている、高校バレーの魅力がギッシリと詰まった作品です。連載当初のキャッチフレーズは「劇的青春」。また、作中では敵味方校共に個性あふれるキャラクターが多数登場し、多くのファンを魅了しています。コミックスの他にも、ノベライズ（小説）や四コマ本も刊行されており、TVアニメ放映は第二期が、前後編形式でTVアニメの総集編が劇場映画として上映されました。また３ＤＳゲームの他にも、バレーボールを題材にした新しいカードゲーム「バボカ」も発売されています。今回は、そんな『ハイキュー!!』から、烏野の前を常に立ちはだかる最大の敵・青葉城西高校のウイングスパイカー「花巻貴大」の魅力についてご紹介させて頂きます。


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⇒花巻貴大とは？（ハイキュー!!）
http://www.charapedia.jp/character/info/6610/


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■花巻だからマッキー

　「花巻貴大（はなまきたかひろ）」ことマッキーは、青葉城西高校男子バレー部所属の三年生です。ポジションはウイングスパイカー（WS）で背番号は3番。身長も184.7cmと高身長で、薄くピンク色がかった茶色い髪を超ショートボブにし、前髪は生え際ギリギリの短さです（デコ全開）。鼻筋がすっきりと通り瞼は重たく気だるげで、そんな様がフェミニンな雰囲気すら漂わせる彼の容姿は、いわゆるイケメンに分類されるのではないでしょうか。※余談ですがアニメでは、コミックス以上に前髪パッツンな「おかっぱ頭」に描かれています。

　彼のあだ名「マッキー」は及川が付けたらしいのですが（作中でも及川しか使っていません）、花巻だからマッキー・・・その通り過ぎて「ハイ」としか言えません（笑）。そして「マッキー」繋がりで、コラボとして「花巻のマッキー２本セット」が発売されました。・・・しかし、ペンのボディに「及川＆花巻のマッキー」と書いてあるだけで、実際は“及川と青葉城西ユニフォーム”しか描かれていない為、なんだかマッキー（花巻の方です）が少しだけ気の毒に・・・。

■シュークリームと腕相撲

　パワー勝負の男子バレー部に所属しているマッキーですが、その好物は「シュークリーム」。上記でも触れたマッキーのフェミニンなイメージは、この女子の好物ともいわれるシュークリーム好きが関係しているのかもしれません。しかし、マッキーもやはりパワー勝負な男子バレー部員。同部員の「岩泉」に、どうしても腕相撲で勝てないのが最近の悩みのようです。

　同じ部の主将でありセッターでもある「及川」の代わりにトスを上げたり、コート上でのボールフォローもそつなくこなしたりと、その実力はかなりのもの。また、普段はあまり表情を崩さないマッキーは、一見クールに見え、試合中のプレーにおいても、冷静に粛々とボールを操っているように思えます。しかし、そのクール＝無表情な顔のままでピースを返すなど、実はお茶目で人懐っこい一面も持ち合わせています。

■最高の仲間と（ネタバレになりますが）

　コミックス１７巻のおまけ漫画なのですが、烏野との再戦で敗退した青葉城西。三年であるマッキー達にとっては、これが最後の“高校バレー”で、負けること＝引退です。その抑えようのない憤りや思いをぶつける為に、三年生全員で学校の体育館に戻りミニゲームをしていました。

　さて、そろそろ時間なので帰ろうかという時に、主将である及川が皆に「３年間ありがとう！！」とお礼を言います。それをいの一番に阻止しようとしたのが実はマッキーでした。最後まで仲間たちと普通に過ごし、終えようとしていたマッキーは、結局この及川の一言に「・・・言わんこっちゃねえよ！」と他の仲間と共にボロボロと涙をあふれさせてしまうのでした。実はマッキー、見た目といつもの様子からそうは感じられませんが、誰よりも淋しがり屋なのかもしれません。

　青葉城西の一人として、一見クールに見えながらも実は負けず嫌いで仲間思いな熱き体育会系。マッキーこと「花巻貴大」の魅力、是非ご自身の目でお確かめ下さい。


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者：高塔（キャラペディア公式ライター）