【冴え女シリーズ(7)】[根暗な私に先輩は眩しすぎる]第3話(後半)「で、何を言いかけたの?」

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2015年11月01日 08:40  キャラペディア

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【冴え女シリーズ(7)】[- 根暗な私に先輩は眩しすぎる -]

■作品概要
いつも一人で過ごしている空気のような存在の「彩」。ひとりが好きな「彩」は、いつも教室や図書室で本を読んで過ごしていた。ある日の放課後、図書室の貸し出しカウンターで作業をしていると、学校の有名人「健」が現れ「俺、あんたに興味があるんだよな!」と爽やかに告げられる。両極端なふたりに恋は芽生える?


●第3話(後半)「で、何を言いかけたの?」


健「ん? なになに?」

彩「ひゃっ、顔、顔近い、ですっ」

健「だってあんた声ちっちゃいんだもん。そうだ、カウンターからでてきてこっちで話せば?」

彩「い、委員会の仕事中ですので・・・」

健「俺以外誰もいないのに」

彩「だからって、仕事を放り出すわけにはいかない、です」

健「真面目だねぇ」

彩「真面目とかそういうわけじゃ、普通です・・・」

健「で、何を言いかけたの?」

彩「え?」

健「俺ならきっとって言っただろ?」

彩「わ、忘れてください・・・」

健「えー、聞いちゃったもんはそうそう忘れられないって」

彩「ほんとに、その、どうでもいい、感想っていうか、モテ、モテるんだろうなって、先輩」

健「俺が?」

彩「その・・・先輩かっこいいし、サッカー部でレギュラーで、ゴールキーパーなんて特殊なポジションだし」

健「俺の事、かっこいいと思ってくれるんだ?」

彩「や、だって・・・す、少なくともクラスの男子よりはその、かっこいいと・・・」

健「まぁ、実際モテテるんだけどな!」

彩「あ、やっぱり・・・」

健「そんなかっこいいサッカー部の先輩を前にして、巴はなんとも思わない?」

彩「お、思いました・・・」

健「ドキっとした?」

彩「び、びっくりしました」

健「驚いただけ?」

彩「あ、あと・・・なんで、そんな人が図書室にいるんだろって」

健「それただの疑問だよね?」

彩「先輩に限らず、運動部の人ならまだしも体育科の人は滅多に図書室利用しないので、め、珍しいなと」

健「・・・俺が求めてたのはそういう反応じゃないんだけどなぁ」

彩「あ、な、なんかすみません」

健「かっこいいと思ってもらえてたってのだけ収穫?」

彩「あ、先輩はかっこいいです。じ、自信もって、だ、大丈夫です、きっと。じ、自分なんかに断言されても嬉しくもなんとも、ない、と思いますけど。

あ、むしろ自分なんかにそんな事言われたらご迷惑・・・ですよね。すみません」

健「・・・ううん、嬉しいよ、ありがとう」

彩「・・・言い、慣れてますね」

健「よく言われるからな」

彩「です、よね」

健「でもちゃんと嬉しいよ?」

彩「ならよかった、です」


【冴え女シリーズ(7)】[- 根暗な私に先輩は眩しすぎる -]第4話(前半)へ続く


●出演キャラクター

工藤健(くどうけん)17歳:高校生
巴彩(ともえあや)16歳:高校生

●声優および制作クリエイター

シナリオ:久潟椎奈
イラスト:三月涼
男性声優:内野真世
女性声優:澤江まゆき

●アプリ概要

様々なシチュエーション、たくさんのイケメン&イケボ男性との1時間のオリジナルラブストーリー(ボイス&アニメーションドラマ)を集めた、女子のための図書館、もしくは映画館のようなラブドラマアニメーションアプリです。

●アプリダウンロード

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