アプリで使うIoTナビ。自転車には、コンパクトでシンプルなナビが丁度いい!

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2015年11月01日 22:10  FUTURUS

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FUTURUS

FUTURUS(フトゥールス)

自転車用のナビがないだろうか。

取り外しが簡単で、必要最小限の機能で、シンプルな表示で見やすい自転車用のナビゲーションシステムが……。

そんなことを考えたことがあるサイクリストに朗報だ。

自転車用ナビの『HAIZE』が、クラウドファンディングの『Kickstarter』に登場した。

ところで、自転車専用って、いったいどんなナビだろうか。

2つのモードでサイクリストをナビゲート

『HAIZE』は、実にシンプルでコンパクトな自転車用ナビゲーションシステムだ。

まるでコンパスの様に、円形の表示板上で方角を示してくれる。ただし、それは北を示しているのでは無く、スマートフォンのアプリで設定した目的地への方角だ。

『HAIZE』は円形の中心のLEDで距離を示し、その周りのLEDの位置で目的地や曲がるべき方角をしめす。

直径42.5mmで厚みが10mmとかなり小型なので、自転車のハンドルに取り付けても全く邪魔にならない。

しかも本体に付属のゴムバンドでハンドルに取り付けられるので、簡単に取り付けられるし、自転車を離れるときも簡単に外してポケットにしまえる。

また、『HAIZE』の気が利いているところは、二つのモードがあることだ。

ナビゲーションモードは、カーナビと同様に設定した目的地までのルートをガイドしてくれる。曲がるべき地点をLEDで示してくれるのだ。

そしてもう一つがコンパスモードだ。もしかすると、より自由に自転車に乗りたい人にはこちらのモードが重宝するかもしれない。

コンパスモードは、ただひたすら最終目的地の方角を示し続ける。したがって、自分の好きなルートを走りながら、目的地にアプローチできるモードだ。

その間、中央のLEDで目的地に近付いているかどうか判断できる。

スマートフォンのアプリはAndroid版とiOS版の両方が用意される。

『HAIZE』には300mAhのバッテリーが搭載されており、一回の充電で2週間程度使用できる。また、充電はmicro USBを使用する。

スマートフォンとの通信には、低消費電力のBluetooth 4.0が使用される。

今後も期待できる追加予定の機能

以上の様に、自転車に最適化されたシンプルでコンパクトな『HAIZE』だが、リリース後の計画も楽しみだ。

開発元は、『HAIZE』のリリース後に、以下の様な機能を追加することを計画しているという。

まず、友だち追跡機能。混雑しているところや複雑な場所でも、常に友人がどこに居るかを示す機能だ。

次にルートダウンロード機能。これは自分が自転車で走ったルートデータをダウンロードする機能。

そして通知機能。これは自転車の走行中に、スマートフォンの着信や受信を知らせてくれる機能。

そして事故監視機能。これは、自転車走行中に事故に遭ったとき、自動的に設定しておいた緊急連絡先に知らせてくれる機能。

その他、機能以外にもアクセサリが追加される予定があり、『HAIZE』を腕時計の様に装着できるリストバンドや、衣類やバッグに装着できるアクセサリも計画しているという。

期待できそうな自転車用ナビである。

【参考・画像】

※ HAIZE ? a compass reinvented. Navigation for urban cyclists by onomo – Kickstarter

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