任天堂が初のスマホアプリを発表!マリオのここまでの歴史を振り返る

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2015年11月03日 18:10  FUTURUS

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FUTURUS(フトゥールス)

『マリオシリーズ』の主人公として、ゲームの中だけではなくCMなどにも登場し、世界的な人気を誇っているご存じマリオ。

その大人気『マリオシリーズ』、現時点の最新作、今年9月に発売された『スーパーマリオメーカー』では、自作のステージを、自身はもちろん友人やオンライン上の人々と共有できる、自由度の高さとゲーム作りに関与するクリエイティブな要素で話題を読んだ。

そして最近、そんな『マリオシリーズ』のスマートフォン向けゲームが任天堂からリリースされるとの噂がでて、『スーパーマリオブラザーズ』30週年にあわせ「スマートフォンでマリオが出来る日も近いのでは?」と世間を賑わせたが、その正体はSNS調のコミュニケーションアプリ(『Miitomo』)というオチだった。

この発表にはガックリと肩を落とした方も多いそう。マリオの登場は少し先になりそうだが、今後の動向には引き続き注目したい。

そんな、マリオの今後に思いを馳せながら、これまでマリオが登場したプラットフォームなどにフォーカスを当てつつ、マリオの歴史を振り返ってみたい。

あのキャラクターの「代役」として主人公の座を掴み取る

ご存じの方も多いかもしれないが、最初にマリオが登場したのは実は1981年にリリースされた『ドンキーコングシリーズ』のアーケードゲーム版。

ここではなんとあの有名なタフガイ『ポパイ』が主人公となる予定だったが、権利の事情によりオリジナルキャラクターのマリオが採用されることとなった。

その『ドンキーコングシリーズ』は3まで続くこととなり、マリオは悪役などもこなし、任天堂の人気キャラとしての知名度を高めていく。

そして1983年には、ついにタイトルにマリオの名を冠した『マリオブラザーズ』が3種類のゲーム機で発売される事となる。

社会現象にもなった「スーパーマリオシリーズ」

『マリオブラザーズ』が発売された後は、テニスやピンボールなど、ほかのジャンルのゲームにも登場しさらに認知度を高めていった。

そして1985年、後にマリオだけではなくの任天堂の代表作とも言われる『スーパーマリオブラザーズ』が発売される。

この作品によって『ファミリーコンピュータ』をはじめ、全世界で“家庭用ゲーム機”のブームが訪れ、本作は社会現象を巻き起こすまでに売れ、米国メディアでは後に『史上最も影響力があったゲーム100選』の1位に選出されている。

様々なプラットフォームで大活躍、絶対的なヒーローに

1989年には、“画期的な携帯ゲーム機”として発売された『ゲームボーイ』に登場し、1990年には『ファミリーコンピュータ』の後継機として発売された『スーパーファミコン』でもヒット作を量産した。

自宅でも外でも、老若男女問わず、行く先々で赤と緑のデコボコ兄弟を目にすることになったのだ。

その後は、家庭用ゲーム機はもちろんゲームセンターなどで今も人々を賑わす『マリオカート』や、『ヨッシーシリーズ』などのスピンオフ作品にも、時に赤ちゃん姿(ベビィマリオ)で登場した。

1996年に“ロクヨン”の相性でお馴染みの『NINTENDO64』ではじめて3D作品(『スーパーマリオ64』)となり、「3Dのマリオをプレイしたいから64を買った」という人も数多く見られるほどの影響力を発揮。

そこからゲームキューブやWiiシリーズ、DSシリーズ等に登場し”世界の任天堂の看板キャラクター”として、今もなお多くの人々に愛され続けている。

スマートフォンで登場するなら、どんなマリオがプレイできるのか

様々なゲーム機で人気を獲得してきたマリオシリーズが新しいプラットフォームに移植されるかもしれないという事で、新作やスマートフォンならではの作品が期待されるところ。

しかし、スマートフォン本体の容量を考えると『スーパーマリオブラザーズ』や『マリオカート』、『マリオテニス』など、過去の人気作品のアーカイブが中心となっていくと考えられる。

しかし、スマートフォンのスペックやスマートフォンアプリも驚くべき速さで進化を続けているので、マリオやピカチュウ、リンク(『ゼルダの伝説』)といったヒーローらを筆頭に、人々がワクワクするような作品を作り続けてきた、「任天堂ならではのサプライズ」も、今後充分に期待できるのではないだろうか。

【参考・画像】

※ 2015年10月29日(木) 経営方針説明会 / 第2四半期決算説明会 – Nintendo

※ スーパーマリオとコラボの「限定キャンパスノート」を発売 – KOKUYO

※ terekhov igor / Shutterstock

※ VoodooDot / Shutterstock

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