毎日使うiPhone。何気なく使っていると、バッテリーが一日持たないこともあるだろう。場合によっては、あっという間にバッテリーがなくなって、慌てて充電という日もある。
「iPhoneはバッテリーがすぐ減るなー」なんて思っている人も多いだろうが、その現象は設定を変更することである程度解消することができる。
そこで、iPhoneのバッテリーを長持ちさせる“5つの設定”をご紹介しよう。
■1:アプリのバックグラウンド更新をオフにする
アプリのバックグラウンド更新を有効にしていると、アップデートがあるたびにアプリが自動的にインターネットへ接続をして、アプリの更新を行う。
そのため、頻繁にアップデートをするアプリがあったり、大容量のアプリがアップデートを必要とした場合、いつの間にかバッテリーが減っているということになる。
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このバックグラウンド更新を無効にしておくには、『設定』→『一般』→『Appのバックグラウンド更新』を開き、無効にしておく。
■2:壁紙を静止画にする
iOS 9では、壁紙を『ダイナミック』、『静止画』、『Live』(iPhone 6s/6s Plusのみ)の3種類から選択できる。
このなかで、もっともバッテリーを消費しないのは『静止画』なので、壁紙を『静止画』にしておくのがよい。
設定は『設定』→『壁紙』→『壁紙を選択』から『静止画』を選ぶ。
■3:画面の明るさの自動調節をオフにする
iOSには『明るさの自動調節』という設定項目がある。これを有効にしておくと、周囲の明るさに合わせて、画面の明るさを自動的に調節してくれる。
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便利な機能だが、明るいところでは画面が明るくなるため、バッテリーが無駄に消費されてしまう。
この設定をオフにして、画面の明るさを暗めに設定しておけば、バッテリーの節約になる。意外と暗めでも、普段の使用にはあまり支障はない。
設定は『設定』→『画面表示と明るさ』→『明るさの自動調節』をオフにし、スライダーで画面の明るさを調節する。
■4:バッテリーを消費しているアプリを確認する
『設定』→『バッテリー』の項目を開くと『バッテリーの使用状況』という欄がある。ここに、最近使用したアプリのバッテリー使用状況が一覧表示される。
基本的には、使用時間が長いアプリのほうがバッテリー消費量は多いことになるが、あまり使った覚えがないアプリが、意外にバッテリーを消費していることも。
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定期的に確認し、バッテリーを無駄に消費しているアプリをこまめに閉じたり、不要ならば削除しよう。
■5:アプリの通知を減らす
アプリの通知機能は便利だ。サウンドやバナーなどで通知をしてくれるため、確認がしやすい。しかし、その分バッテリーも消耗している。
そこで、できるだけ不要な通知はオフにしておこう。
通知をオフにするには『設定』→『通知』→『通知スタイル』から、通知をオフにしたいアプリを選択。
そして『通知を許可』をオフにする。
必要最低限のアプリだけ通知をするようにすれば、かなりバッテリーの節約になる。
これらの設定をしておくだけで、バッテリーはかなり長持ちするはず。バッテリーの無駄遣いをやめて、ロングバッテリー生活を満喫しよう。
【画像】
※ guteksk7 / Shutterstock