秋冬にこそニキビが増える?
汗や皮脂の分泌量が多くなる夏は、肌がベタついてニキビができやすいけれど、秋から冬は乾燥するし汗もかかないからニキビはできにくい、そう思っている人も多いのでは?ところが、乾燥する秋冬にこそ、ニキビが増えるという人が意外に多いことがわかりました。
ガシー・レンカー・ジャパン株式会社が、実施したアンケートでは約3割の人が秋冬にニキビが増えると回答。秋冬の肌の悩みの1位は「乾燥」で約6割でしたが、ニキビはそれに次ぐ2位でした。
ニキビができやすい場所にも注目です。「あご・首」が最も多く46%。「ほお」や「おでこ」「口回り」が約4割で、「鼻」が約2割。秋冬のニキビは、皮脂の分泌量が多い「Tゾーン」にできるだけではなく、乾燥しがちな口回りにもできやすいことがわかりました。
ニキビ対策だけでなく、UVケアも怠らずに
乾燥やニキビなどの肌トラブルが起きやすい秋冬ですが、夏と同じスキンケアをしている人が8割を超えていました。湿度や気温が下がり、乾燥しやすい秋冬に、夏と同じさっぱり系の化粧品でのケアでは、肌を痛めることにもなりかねません。
一方、秋には紫外線対策を怠る傾向も明らかに。63.8%が、秋にはUV対策を「しない」と答えています。夏ほど日差しは強くなく、紫外線は弱まりますが、地上に降り注いでいます。紫外線は、ニキビやニキビ痕の原因にもなるので、一年中対策するのがお勧めです。
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同社のスキンケアアドバイザーによると、ニキビは誰にでもいつでもできる可能性があり、単なる肌トラブルを超えて精神的にも影響を与えると指摘。乾燥が進む秋冬には、潤いを与えつつニキビをケアする化粧品に変えるなど、季節に合わせたニキビケアを意識しましょう。(林 渉和子)
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