「GOTYはモンドセレクション並」!?  アクションRPG『ウィッチャー3』の受賞に不服の声!?

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2015年11月05日 16:11  おたぽる

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おたぽる

『ウィッチャー3 ワイルドハント』公式サイトより。

 その年の1番のゲームを表彰する、世界最大級のゲームアワード表彰式「Golden Joystick Awards」。先月30日、今年の同表彰式が開催され、開発・CD PROJEKT RED『The Witcher 3:Wild Hunt』(以下、『ウィッチャー3』/スパイク・チュンソフト、バンダイナムコ、Warner Bros)が、「Ultimate Game of the Year(GOTY)」を含む4部門を受賞した。ただ、どういうわけかこの快挙を疑問に思う声が多く見られる。



 今年5月に、プレイステーション4&Xbox One用ソフトとして発売された『ウィッチャー3』。同作は、世界累計300万冊を売り上げた同名ファンタジー小説を原作としたアクションRPG『The Witcher』(Atari・イーフロンティア)の最新作となる。なお、シリーズの累計本数は全世界で800万本。



『ウィッチャー3』は、圧倒的なグラフィックで描かれるファンタジー世界を舞台に、プレイヤーの選択で物語が分岐したり、広大な世界を馬や船に乗ったりするオープンワールドRPG。プレイヤーは、ウィッチャーの“狼流派”として学んだ、怪物退治のプロフェッショナル“リヴィアのゲラルト”(白髪のおじさん/通称:白狼)を操り、“予言の子”(シリ)を探すための冒険に出ることになる。



 とは言え、ウィッチャーの本分はあくまで怪物退治。獣でも人間でもないが、両種の悪しき側面を併せ持つ“人狼”、頭に角が生えた歩く筋肉の塊“フィーンド”、獰猛な猫と巨大な鳥のような“グリフィン”といった怪物との、剣や罠を駆使したリアルタイムアクションが主である。討伐対象となる怪物にもバックボーンが用意されており、出現する時間帯や弱点などが緻密に作りこまれている点も、同作のやり甲斐要素と言えよう。



 その『ウィッチャー3』が「GOTY」、ストーリー部門、ビジュアル部門、ベストゲーミングモーメント(「血まみれ男爵」関連のクエスト)の4部門を制覇。また、開発のCD Projekt Redも「スタジオ・オブ・ザ・イヤー」を受賞し、同作は見事、今年の「Golden Joystick Awards」の顔となった。



 ただ、国内ゲーマーからは「操作性もストーリーもクソ」「面白いけど、2周目に取り掛かる気はしない」「ただの見掛け倒し」「割りと凡ゲー」など、この結果に不服そう。どうやら「シナリオはオープンワールドゲームにしてはよくできてるが、途中で飽きる」「途中から盛り上がりに欠ける」「なんか大味で途中でやめた」「クエストでやることが、ビックリするほど毎回同じ」といったことが、その理由のようだ。



 また、「GOTYって一体いくつあるんだよ」「GOTYって、クソゲーオブザイヤーかと思ってしまった」「GOTY獲れたのもユーザのご機嫌取りをがんばったおかげ」「GOTYってモンドセレクション並に安売りしてねえか」と「GOTY」を疑問視する声も多い。確かに一口に「GOTY」といっても、ウェブサイトや出版社、アカデミー団体など多くが発表しており、各発表で選出されるタイトルは違う。ちなみに、去年の「Golden Joystick Awards」の「GOTY」には、『Dark Souls II』(フロムソフトウェア)が選ばれている。



 しかしながら、「GOTY版出たら買う」「GOTYエディション待ち」「GOTY版が出るってことでいいんだよな」といった声も見られるし、Amazonレビューでも圧倒的に「星5つ」が多かったりする。「こんなヒゲの白髪オッサンが表紙のゲームなんて買う気しない」「最近オッサンばっか操作してて、少し疲れてきた感じはする」「美少女じゃないと嫌だ」と毛嫌いする人も、1度はプレイしてみてもいいかもしれない。


このニュースに関するつぶやき

  • 1、2がそもそも日本市場で数少なかったし認知度低いけど世界規模でみたらAAAタイトルだからGOTYとるのは普通、11/20発売のFO4がもう少し早かったらFO4だったろうけどね
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