座りっぱなしの人は注意しないと。
デスクワークが基本の人は、ずいぶんと長い時間座ったままでいる。それが日常的な事だから気にしていないかもしれないし、忙しい時は気が付いたら丸一日座っていた、ということもあるだろう。
しかし、長時間座っていることは健康上良くない、ということも多くの人が分かっている。
長時間座っている人には、肥満や心臓疾患、糖尿病になりやすいリスクがあると言われている。そして若干だがガンにも関連があるらしい。
実際、長時間座っていた後は、体の調子が悪いと感じる事が多い。
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そんなデスクワークが基本の人の健康を守るために、仕事を中断せずに立ち上がることをサポートしてくれる、スマートスタンディングワークステーション『Aspirus』なるものがクラウドファンディングの『Indiegogo』に登場した。
さぁ、デスクワーカーよ、立ち上がろう
『Aspirus』は、普段使っている机の上に設置して使用できる可動式スタンドだ。
コンピューターのディスプレイを取り付けたり、キーボードやノートブックパソコンを置けば、スイッチ一押しで、立ち上がって仕事をするために、丁度良い高さまでそれらの機器の高さを調整してくれる。
『Aspirus』は、利用者の身長に合わせた最適な高さを一度セットしておけば、後はスイッチ一押しで、立って作業するために最適な高さに、ディスプレイやキーボードを持ち上げてくれるから、毎回煩わしいセッティングの手間は一切不要だ。
また、『Aspirus』は机の上に簡単に設置でき、様々なディスプレイやデュアルディスプレイ、キーボード、ノートブックパソコンなど、様々な物を持ち上げてくれるため、使い方も簡単だ。
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しかも、スマートフォンのアプリが、そろそろ立って仕事をするべきだ、というタイミングをリマインダーで知らせてくれる機能も持っている。
また、実際にどのくらい立っていたかというトラッキングも行う為、自分が仕事中にどのくらい座ったままであったか、あるいは立ち上がっていたを確認することもできる。
その際、『Aspirus』のマルチセンサーは、作業者が席から離れていることを検知するため、ちゃんと席を外していた時間は除外された記録で確認できるのだ。
その結果、私たちは忙しさで立つことを忘れているようなときでも、一定時間を立って仕事をすることを管理でき、健康管理も行えるようになるというわけだ。
少なくとも合計2時間は立っていることが理想
専門家に依れば、少なくとも1日に2時間は立っていた方が良いらしいが、デスクワークが基本の人が、それだけの時間を立って過ごすことは難しい。
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しかし『Aspirus』を使えば、仕事を続けたまま立ち上がることができるので、非常に便利だ。
時折立って仕事をする事は、体の健康だけでなく、気分転換にもなり仕事も捗るような気がするがどうだろうか。
さぁ、これでデスクワーカーも、どんなに忙しい時でも座りっぱなしであることから解放されて、健康管理をしながら仕事ができる。
後はこれに、トレッドミル(ルームランナーやウォーキングマシン)が設置されれば完璧じゃない?
【参考・画像】
※ Aspirus: Worlds First Smart Standing Workstation – Indiegogo
【動画】
※ Aspirus Smart Standing Workstation – YouTube